ダイハツ ハイゼットトラックの買取価格・査定相場

車コラム：60年近い歴史を持つ軽トラックの最古参「ハイゼットトラック」

ハイゼットトラックはどんな車？

1960年、東京オリンピックの4年前という昭和35年に初代が発売されたハイゼットトラック。軽トラックの中では最も長い歴史を持つ車種で、10代目にあたる現行モデルは2014年9月に15年ぶりとなるフルモデルチェンジによって登場しました。

グレード展開はスタンダード、エクストラ、室内高を90mm高めたハイルーフ、さらにハイルーフをベースにキャビンを後方へ175mm延長して室内空間を拡大したジャンボの4つが基本。エクストラには安全運転をサポートするスマートアシストIIItが採用され、それ以外は装着／非装着モデルが用意されます。また、スタンダードに関してはエアコンとパワステを省いた仕様もラインアップ。

駆動方式は全グレードとも2WDまたはパートタイム式4WDで、悪路や泥濘地走破用の副変速機を備えた4WDスタンダード農用スペシャル／同SA IIItだけは5速MTのみの設定となりますが、その他のグレードでは5速MTまたは4速ATが組み合わされます。エンジンは660cc 3気筒。MT車の最高出力は46ps、AT車は53psとされ、最大トルクはいずれも6.1kgmとなります。JC08モード燃費は2WDのMT車が18.6～19.6km/L、AT車が17.4～18.4km/L、4WDのMT車が18.6～19.0km/L、AT車が17.4～17.6km/Lです。

ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1780mm（ハイルーフとジャンボは1885mm）。また、1900mmというショートホイールベースによって駆動方式を問わず3.6mというコンパクトな最小回転半径も実現しています。
3方開きの荷台を持ち、仕事に使い倒せるハイゼットトラックの一括査定をぜひ試してみましょう。

ハイゼットトラックの人気モデル・グレード

装備をミニマムに抑えた高コスパモデル「スタンダード4WD」

4WDモデルの中で基準となるグレードがスタンダードです。衝突回避支援システムのスマートアシストIIItは省かれますが（装着車もラインアップ）、AM//FMラジオやマニュアル式エアコン、運転席SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付き3点式ELRシートベルトなど最低限の快適&安全装備は標準で備わります。また、オプションとしてパワーウインドウや集中ドアロック、キーレスエントリー、フロントIR&UVカットガラス、LEDヘッドライト&フォグランプなどが用意されています。シンプルな装備で仕事グルマとしては打ってつけのスタンダード4WDだけに、一括査定での高額評価は間違いないでしょう。

大型キャビンがゆとりの室内空間を実現「ジャンボSA IIIt」

スタンダード／エクストラに対して前後方向で175mm、天地方向で90mm大きいキャビンを持つのがジャンボです。それによって運転席140mm、助手席100mmの前後スライドとリクライニングが可能になったため、ドライビングポジションの自由度が増し、快適性も大幅に向上しています。また、安全運転を支援するスマートアシストIIItの他、フロントIR&UVカットガラスやLEDヘッドライト&フォグランプ、大型荷台作業灯、撥水加工済みフルファブリックシート、パワーウインドウ、集中ドアロック、キーレスエントリーなどを標準装備。ジャンボSA IIItは軽トラックとは思えない充実の内容を誇る最上級グレードなので、一括査定でも高く評価されるでしょう。

実用性とルックスをともにアップグレード「エクストラSA IIIt」

スタンダードが機能性のみを追求したグレードであるのに対して、スマートアシストIIItを標準装備するエクストラSA IIItはさらに実用性を高めながら、内外装にもこだわったグレードと言えます。まず実用性を向上させる装備としては大型乗降グリップや運転席&助手席ドアポケット、撥水加工済みフルファブリックシート、夜間走行時によりクリアな視界を確保するLEDフォグランプなどが挙げられます。また、メッキ仕上げとされたフロントグリルやボディ同色（ホワイト／シルバー）のドアノブ&ドアミラー、スモークドガラスを採用したリヤウインドウが見た目のイメージを一新しています。各部のアップグレードが図られたエクストラSA IIItで、ぜひ一括査定を試してみてください。