スズキ 2015年02月～モデル（エブリイワゴン ）の買取・査定相場

スズキは軽自動車の1BOXワゴンであるエブリイワゴンをフルモデルチェンジし、2015年2月18日に発売した。基本プラットホームは昨年フルモデルチェンジしたキャリイをベースにしたもので、1BOXワゴンらしい極限まで広さや大きさを追求した四角い外観デザインを特徴とする。シルバー加飾のガリルを設けるなど、ライトバン仕様との差別化を図っている。インテリアは機能性を重視したインパネレイアウトを採用し、ベージュを基調に高い質感に仕上げ、包み込まれるような安心感と、広々とした開放感に満ちた室内空間を表現した。室内空間は1BOXワゴンらしい広さを備えている。軽乗用車トップとなる2240mmの室内長を始め、ハイルーフ車ではクラストップとなる1420mmの室内高を確保し、1355mmの室内幅を実現した。フロントシートにはゆとりのあるベンチシートを採用し、シートスライド量を運転席は65mm、助手席は60mm拡大した。またロングホイールベース化とリヤシートスライド量の拡大により、クラストップの1080mmの前後乗員間距離を実現している。左右分割可倒式リヤシートや助手席前倒し機構による多彩なシートアレンジを採用し、販売会社装着アクセサリーを装着できるユーティリティーナットやラゲッジボードステーにより、趣味やレジャーに合わせた室内空間のカスタマイズを可能とした。搭載エンジンは全車ともターボ仕様で、低速域から力強いトルクを発揮し、高速域では伸びやかな走りのR06A型エンジンを全車に搭載した。軽快な走りとクラストップの低燃費16.2km/L(2WD車)を両立させている。トランスミッションはターボ仕様エンジンに合わせてトルク容量を最適化した4速ATを組み合わせ、中低速域での扱いやすさを向上させた。快適装備は携帯リモコンを身につけていれば、ワンアクションスイッチを押すだけで解錠と開閉が可能なワンアクションパワースライドドアをPZターボスペシャルは後席両側、PZターボは後席左側に設定した。左側スライドドアの開閉に連動して出現・格納し、乗り降りに便利な電動オートステップをクラスで唯一PZターボスペシャルに採用している。安全装備はクラス初の衝突被害軽減ブレーキとなるレーダーブレーキサポートを始め、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、横滑り防止装置のESPなどの先進安全技術を全車に標準装備とした。