フォルクスワーゲン ザ・ビートル (ハッチバック)の買取価格・査定相場

車コラム：現代に蘇った歴史的名車「ザ・ビートル (ハッチバック)」

ザ・ビートル (ハッチバック)はどんな車？

フォルクスワーゲンのビートルといえば、あまりクルマを知らない人でも形を思い浮かべることができるのではないでしょうか。元々は安くて高性能な大衆車としてフェルディナント・ポルシェ博士によって設計され、戦後間もなく大量生産が始まったビートル（ビートルは愛称で、正式名はタイプ1）がそのオリジンで、このタイプ1はトータル2000万台以上が生産されるという、自動車史上かつてないほどの人気モデルとなりました。

そしてフォルクスワーゲンはゴルフをベースにしてこのタイプ1のボディスタイルを再現したクルマ「ニュービートル」を1998年に発売。2011年にモデルチェンジを行い、名前も「ザ・ビートル」とされました。その中身はやはりゴルフベース(第6世代)でデザイン優先のクルマのため居住性や荷室の広さなどは犠牲にされている部分もありますが、その可愛らしいデザインは女性だけでなく男性からも高い支持を得ています。エンジンは1.2Lターボ、1.4Lターボ、2Lターボと、経済性を重視するか軽快な走りを重視するかで幅広い選択肢が用意されています。

またギターブランドのフェンダーとコラボレーションしたモデルなど、様々な限定モデルが発売されているのも、ザ・ビートルの特徴です。
ファッション性重視のクルマながら、サイドエアバッグや後方死角検知機能、ドライバー疲労検知システムなどが全グレードに標準装備されているのも素晴らしいですね。つい先日、ザ・ビートルの後継モデルは造られないことが発表されたので、今改めて注目が集まっているクルマです。一括査定では思わぬ高額評価期待できるかもしれません。

ザ・ビートル (ハッチバック)の人気モデル・グレード

レトロモダンなディテールがオシャレ「デザイン」

せっかくザ・ビートルを選ぶのならオシャレに決めたい、そういう人にピッタリなのがデザインです。インテリアのダッシュパッドとドアトリム、ステアリングトリムがボディカラーと同色にペイントされていて、ドアを開けた瞬間に明るく華やかな空間に思わず笑顔になりそうです。昔のビートル・タイプ1のインテリアはボディの鉄板がそのまま露出していたのを再現したわけですが、それが現代はオシャレな雰囲気となるのですね。エクステリアもクロームストリップ付きのフロンバンパーやサイドモールディング、リヤディフューザーにもクロームが入れられてゴージャスな仕上がり。エンジンは1.2L直4ターボで燃費も17.6km/Lを達成しています。最もザ・ビートルらしいグレードとも言えるので、人気はとても高いです。ぜひ一括査定を申し込んでみてください。

スポーティ&豪華さが魅力「2.0R-Line Meister」

ザ・ビートルの中でも最もスポーティかつ豪華なグレードが2.0R-Line Meisterです。まずエンジンは2Lの直4ターボで、パワーは211ps、トルクは280Nm。スポーツサスペンションや電子制御ディファレンシャルも装備されてキビキビとした走りが楽しめます。足元は19インチの大径ホイールとレッドキャリパーが迫力をアップし、専用リヤスポイラーとクロームのツインエキゾーストも備わっています。インテリアもブラック仕上げのR-Line専用で、レザーのマルチファンクションステアリング、アルミ調ペダル、さらにレザーのスポーツシートも標準装備です。燃費は13.4km/Lとそれほど優れた数字ではありませんが、ザ・ビートルで走りを楽しみたい人には見逃せないグレードです。ぜひ一括査定を試してみてください。

2Lターボが生む軽快な走り「ターボ」

ターボは2013年にザ・ビートルに追加設定されたスポーツグレード。2Lの直4ターボエンジンは211ps、280Nmを発揮し、6速のDSGと組み合わされて豪快な走りを披露します。足元は18インチの5本スポークホイールにレッド塗装のブレーキキャリパーが奢られます。またダックテール形状のリヤスポイラー、左右両側出しのマフラー、スポーツサスペンションなど、走りを演出するビジュアルも見逃せないですね。オプションですがダッシュボード上に設置される3連アナログメーターもレトロでスポーティな雰囲気をさらに盛り上げてくれます。ファニーさとスポーツさが相まったところが人気のグレードなので、ぜひ一括査定を試してみてください。