トヨタ 2011年10月～モデル（ラクティス ）の買取・査定相場

ラクティスの2代目モデルは2010年11月に発売された。基本プラットフォームやコンセプトなどは初代モデルを受け継いだもので、外観デザインもキープコンセプトで作られている。5ドアハッチバックのボディは初代モデルに比べると全長は40mmほど長くなったが全高は逆に35mmほど低くなった。全幅は5ナンバー枠の関係で従来と変わらない。全高の低下は室内高の低下につながるが、従来のモデルと同様、ウェルキャブ仕様車では車椅子のままで後方から車内に乗り込めるだけの高さは確保している。今回のモデルからウェルキャブ仕様車を型式指定車としたのも大きな特徴だ。搭載エンジンは1.5リッターと1.3リッターで、1.5リッターから従来からの1NZ-FE型(80kW/100ps＝FF車)に改良を加えたもので、1.3リッターはiQなどに搭載されるのと同じ1NR-FE型(70kW/95ps)に変更された。4WD車には1.5リッターエンジンが搭載される。全車にスーパーCVTが組み合わされ、1.5リッター車は7速シーケンシャルシフトマチック付きとなるほか、応答性を高めたCVT SPORTモードも設定される。UVカット率が約99％という大型パノラマルーフを始め、スマートエントリー＆スタートシステム、HDDシンプルナビゲーション＆バックモニターなどのグレードによってオプションまたは標準で用意される。横滑り防止装置のVSCは一部グレードだけにオプション設定で、安全装備の充実度は平均レベルにとどまる。2011年10月にはカラーバリエーションを充実させるとともに、1.3L車のXとGをベースにアイドリングストップ機能を搭載した特別仕様車を発売した。