スズキ スイフトハイブリッド 2017年07月～モデルの買取・査定相場

スズキは、駆動用モーターとオートギヤシフト（AGS）を組み合わせた独自のハイブリッドシステムを搭載した「スイフトハイブリッド」を2017年7月12日に設定し、同日に発売を開始した。スズキ独自のハイブリッドシステムは、K12C型デュアルジェットエンジンに発電も可能な駆動用モーター（MGU）と伝達効率にすぐれるAGSを組み合わせた軽量コンパクト、高効率なパラレル方式を採用。走行中に蓄えた100V高電圧リチウムイオンバッテリーの電力をMGUに供給し、モーターによるアシスト走行に加えてクリープ走行時や約60㎞/ｈ以下での一定速走行時にエンジンを停止し、EV走行を可能とした。マイルドハイブリッド仕様車に対してバッテリー容量とモーター出力を向上させているため広範囲でのモーターアシストが可能となり、燃費性能もマイルドハイブリッドの27.4km/Lに対してフルハイブリッドは32.0㎞/Lを達成し、車両重量を1000kg以下に抑え、エコカー減税の免税対象車とした。走行モードスイッチにより「標準モード」と「エコモード」の選択が可能。「標準モード」はアクセルの踏み込み量に対してレスポンスよく駆動力が発生、キビキビとした走りが楽しめる。「エコモード」は加速が緩やかとなり、EV走行の頻度を高めてエコドライブをサポートする。MTベースのAGSは変速時のトルクギャップをMGUを組み合わせることでスムーズな変速と軽快な走りを実現させた。エクステリアはクロームメッキ加飾付きフロントグリルを、内装にはブルーの加飾を施したシフトノブやブルーイルミネーションを備えたメーターを装着。タコメーター内にモーターの作動状況を表示する「モーターパワーメーター」を採用するなど、ハイブリッド専用デザインとしている。グレードは「ハイブリッドSL」、「ハイブリッドSG」を設定。上級グレードとなる「ハイブリッドSL」にはパドルシフトに加え、単眼カメラとレーザーセンサーで前方の歩行者やクルマを検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート（DSBS）」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどの先進安全技術を搭載。サイドエアバッグ、フロントシートサイドエアバッグも標準装備とした。