スズキ ジムニーシエラ 2018年07月~モデルの買取相場・査定相場

スズキ ジムニーシエラ
スズキは、4輪駆動車の「ジムニーシエラ」を2018年7月5日にフルモデルチェンジ、同日に販売を開始した。 ジムニーシエラは1977年に発表された「ジムニー8」を原点とするコンパクト4WD。今回のフルモデルチェンジではXメンバーと前後にクロスメンバーを加えた「新開発ラダーフレーム」を採用し、ねじり剛性を1.5倍(先代比)に強化した。さらに悪路における接地性と大きな対地クリアランスを確保した、伝統の「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」を採用。堅牢な構造によって過酷な使用環境にも耐える信頼性を実現しているという。 パワーユニットは新開発の1.5リッターエンジン「K15B型」を搭載。最高出力75kW(102ps)/6000rpm、最大トルク130Nm/4000rpmを発生する。トランスミッションは5速MTと4速ATを設定し、機械式副変速機付きパートタイム4WDにより、2WDと4WDを任意で切り替えて走行することができる。4WDは路面状況に合わせて4H(高速)と4L(低速)のモード切り替えが可能だ。 機能装備においては、悪路における高い脱出性能をもたらす「電子制御ブレーキLSDトラクションコントロール」、坂道発進時のずり下がりを防止する「ヒルホールドコントロール」、急な下り勾配での車両速度を抑える「ヒルディセントコントロール」を全車に標準装備。さらに悪路走行時のステアリングへのキックバックを低減、高速走行時の振動を減少させる「ステアリングダンパー」を新採用した。 「プロの道具」をデザインコンセプトとするエクステリアは面の剛性を高める造形と、降雪時に雪がたまりにくい凹凸の少ない形状とした。ボディサイズは全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mm、ホイールベース2250mm。最低地上高は210mmを確保する。丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなど、伝統を継承するデザインアイコンが随所に取り入れられたのも新型の特徴だ。 ボディカラーは新色の「キネティックイエロー」、「ジャングルグリーン」の2色を加えた、モノトーン9色、ブラック2トーンルーフ(3パターン)の全13パターンを設定(2トーンはJCのみに設定)。 インテリアも機能性を重視したデザインに仕立てられており、水平基調のインストルメントパネルとしたほか、ドアミラー付近の視界を拡大する形状のベルトラインを採用した。シートは高剛性化、高強度化したフロントシートフレームを採用。シートフレーム幅を70mm拡大して上下クッション性能の向上と適正な耐圧分布とすることで座り心地を向上させている。また、前席ヒップポイントを30mm後方に下げながら、前後乗員距離を40mm拡大して居住性を向上。荷室は後席を倒すことで完全なフラットフロアとなり、352Lの荷室容量を確保する。 先進安全装備については衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」をはじめ、「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」、「ふらつき警報機能」、「ハイビームアシスト」などの予防安全技術「スズキセーフティサポート」をJCに標準、JLにオプションとした。また、運転席、助手席エアバッグ、フロントシートサイドエアバッグに加えて、カーテンエアバッグを全車に標準装備した。
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※1 2019年4月時点 当社調べ