スバル 2009年02月～モデル（インプレッサ WRX STI ）の買取・査定相場

インプレッサのバリエーションとして作られてきたWRX STIが、3代目モデルでは独立したモデルとして開発が進められ、インプレッサより4カ月ほど遅れて2007年10月に登場した。"クルマを意のままに操る愉しさを実現する"というWRX歴代モデルの基本コンセプトはそのままに、スバルならではの水平対抗エンジンを核とするシンメトリカルAWDの良さを生かしたクルマ作りがなされた。5ドアハッチバックのボディは、ホイールベースやトレッドの拡大で操縦安定性と直進安定性をバランスさせた。外観デザインはやや抑えた感じのもので、大きく口を開けたボンネットフードのエアインテークなどが目立つものの、エアロパーツなどには控えめともいえるデザインが採用されている。インテリアはレカロ製も用意される本格的なバケットシートが特徴で、スポーティな走りを実現するため、STIならではの専用の仕様や装備もいろいろと用意されている。搭載エンジンは水平対抗2.0リッターDOHCのインタークーラー付きターボ仕様で変わらないが、細部にわたって多くの改良が加えられている。トランスミッションは6速MTのみの設定で、SIドライブが採用されている。シャシーも可変式のSIシャシーを採用。ドライブトレーンもマルチモードDCCDやマルチモードVDCなど、さまざまな新機構、新技術が採用される。2009年2月には水平対向2.5リッターターボを搭載し、電子制御 5速ATと組み合わせたAラインを追加した。同年7月には競技用のベース車両としてパフォーマンスを向上させたスペックCが追加された。