ホンダ 2004年12月～モデル（オデッセイ ）の買取・査定相場

平成6年に登場したオデッセイは、多人数乗用車の革命を提案するクルマだった。いわゆるミニバンブームを作り、ライフスタイルを大切にしたクルマ選びを志向するユーザーから大きな支持を獲得している。15年10月に登場した3代目は「ミニバン・イノベーション」をコンセプトに「速い(低重心化による乗り心地とハンドリング)」、「美しい(低全高ならではの流麗なフォルム)」、「広い(低床化による前モデルを上回る室内高)」を高次元で融合する次世代ミニバンの新たなベンチマークとして開発された。外観のデザインは、低い姿勢で草原を疾走する、知的でスピード感のあるブラックパンサー(黒豹)をモデルにした。独自の存在感をもち、走りを予感させるものだ。徹底した低床設計により、前モデルに比べて全高を80mm低くし、一般的な立体駐車場に入庫可能なサイズとした。それに加えて室内高は5mm上回っており、外見からの想像を超えるゆとりの室内空間を確保している。ダブルフォールダウン機構(2列目シート)、床下格納式(3列目シート)などにより、大きなラゲッジスペースも確保した。室内はセンターパネルに操作系を集中配置し、使いやすく質感の高いものとしている。エンジンは全車2.4リッターDOHC i-VTEC。高速道路での運転付加を軽減する車速／車速制御機能、追突軽減ブレーキなど、先進技術や装備も用意されている。16年12月の改良で装備などがさらに充実している。