BMW 2005年11月～モデル（X3 ）の買取・査定相場

BMWではSUVならぬSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)としてX5を1999年に発表・発売(日本導入は2000年10月から)したが、これに次いで2004年6月からひと回り小さなX3を投入している。コンパクトBMWの俊敏さとX5の優れた走行性能とを両立した新しいSAVだ。全車にXドライブと呼ぶ電子制御式4輪駆動システムを採用するが、これは前後の駆動力配分を瞬時に調整・制御し、様々な路面状況に応じた適正な駆動力を各タイヤへ伝えるもの。これに加えて低重心と前後重量配分約50:50を実現したことなどにより、荒れた路面でも優れた走行性能を発揮する。独特ともいえるスポーティで個性的なスタイリングも特徴的だ。リアシートは6:4分割可倒式。バックレストを倒すとほぼフラットになり、マウンテンバイクを最大3台までラゲッジルームに載せることが可能だ。エンジンは伝統の直列6気筒で、3.0リッターと2.5リッターの2機種。マニュアルモード付き5速ATと組み合わされる。横滑り防止のDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、ブレーキを自動制御し、時速5～10km-hの速度を保ちながら坂道を下るHDC(ヒル・ディセント・コントロール)など、各種の安全装備も採用される。2005年11月には自動防眩ドア・ミラー、ＥＴＣ車載器システム（インテリア・ミラー内蔵式）、駐車距離モニターのＰＤＣなど、全車に標準装備するなど、装備の充実化を図っている。