BMW 3シリーズプラグインハイブリッド 2016年10月～モデルの買取相場・査定相場

BMWは中核モデルの3シリーズセダンをベースにしたプラグインハイブリッド車として330eを設定し、2016年1月26日から注文の受付を開始した。 330eは、3シリーズのスポーティなキャラクターに、BMWのサブ・ブランドであるBMW iに搭載された先進の電動化技術のeDriveを組み合わせ、BMWならではの運動性能と高い環境性能を高次元で両立させたプラグインハイブリッド車だ。外観デザインについては基本的に既存の3シリーズセダンと変わらないが、フロントフェンダーの左側に充電口が設けられているのが相違点となる。 330eに搭載されるパワートレーンは、エンジンファミリーに属する新世代モジュラーエンジンの直列4気筒2.0リッターの直噴ターボ仕様で、ターボに加えて高精度直噴システム、無段階可変バルブコントロール、可変カムシャフト制御のダブルVANOSなどを組み合わせ、エンジン単体で最高出力135kW(184ps)、最大トルク290N・mを発生する。これに電子制御8速ATに組み込まれた高出力の電気モーターは、最高出力65kW(88ps)を発揮し、停止状態からすぐに最大トルク250Nmを発生する。システムトータルでは最高出力185kW(252ps)、最大トルク420N・mを発生し、ヨーロッパ仕様車のデータでは0-100km/h加速を6.1秒でこなすという。バッテリー容量7.7 kWhの高電圧リチウムイオン・バッテリーを搭載しており、電気モーターのみで走行する「MAX eDrive」モードを選択すると、時速120kmまでの速度域で最長36.8kmまでのゼロエミッション走行が可能だ。ハイブリッド車としてのモードは、電気モーターとエンジンを最適のバランスで効率良く使って走る「AUTO eDrive」やバッテリーの充電量を減らさないように走る「SAVE Battery」が設定されている。さらにドライビングパフォーマンスのモードは、コンフォート、スポーツ、エコPROの3種類がある。 330eでも前後約50対50の重量配分を実現していて、BMW特有のスポーティで俊敏なハンドリング性能を確保している。グレードは330eをベースに、330eスポーツ、330eラグジュアリー、330e Mスポーツの4グレードが設定されている。先進緊急ブレーキを含めた最新の安全装備や充実した快適装備を備えている。

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