BMW 1シリーズ ハッチバック 2024年11月~モデルの買取相場・査定相場

BMW 1シリーズ ハッチバック
BMWは、プレミアムスモールコンパクトモデルの「1シリーズ」を約5年ぶりにフルモデルチェンジして、2024年10月30日に発表、同年11月1日に発売した。なおBMWは、高効率ガソリンエンジンを搭載しているモデルの車名の最後につけていた「i」を本モデルより廃止し、「i」は今後、電気自動車のみに採用すると発表している。 4代目となる「1シリーズ」はFFベースのレイアウトやボディサイズを踏襲しつつ、デザインを変更するとともに主力モデルに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した。グレード構成は「120」、「120 Mスポーツ」に加え、BMW M社が開発し、走行性を高めたMパフォーマンスモデル「M135 xDrive」の3種類。全長4335mm×全幅1800mm×全高1465mm(120 Mスポーツは1450mm)、ホイールベース2670mmというボディサイズは、先代モデルから変わりはない。 パワートレーンは、「120/120 Mスポーツ」には最高出力115kW(156PS)、最大トルク240Nmを発揮する1.5リッター直3ガソリンターボエンジンを搭載。このエンジンに7速DCTと48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、システムトータル最高出力は125kW、システムトータル最大トルクは280Nmと公表されている。「M135 xDrive」は、最高出力221kW(300PS)、最大トルク400Nmの2.0リッター直4ガソリンターボエンジンに、Mスポーツブースト機能付き7速DCTと4輪駆動システム「xDrive」を組み合わせている。 エクステリアでは、象徴的なキドニーグリルの内部デザインにBMWとして初めて斜めのモチーフを取り入れるとともに、立体的なプレスラインを採用することで、さらにスポーティな印象を狙ったという。また新デザインのアダプティブLEDヘッドランプやLEDリアコンビネーションライト、水平方向のキャラクターラインが特徴となる。リアゲートのモデルバッチは、「1」を大きくして、1シリーズであることを強調させている。 インテリアには、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ大型化したBMWカーブドディスプレイを採用。また、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を集約している。さらに、センターコンソールにQi対応機器(スマートフォンなど)を置くことで充電も可能とした。リアには40:20:40分割可倒シートを採用。ラゲッジスペースは、3名乗車時は300/380リッター、リアシートを前方にすべて倒したら最大1135/1200リッターとなる。 また、インフォテインメントシステムには最新のBMW OS9を搭載。運転席側に機能アイコンを縦に並べた再設計されたホーム画面を備え、「QuickSelect」機能により、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるようにした。新しいBMW iDriveは、BMWカーブドディスプレイおよびBMWインテリジェントパーソナルアシスタントとも組み合わされ、一貫してタッチディスプレイと言語で操作できるように設計されている。 運転支援機能では、おなじみの「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」や「ドライビングアシスト」を標準装備。また、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準で装備した。 さらに標準で装備される「パーキングアシスト」には、時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることができるリバースアシスト機能が備わっている。
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※1 2019年4月時点 当社調べ