フォルクスワーゲン 2008年01月～モデル（パサート CC ）の買取・査定相場

パサートCCは2008年11月に日本におけるVWのフラッグシップカーとして発売された。基本プラットフォームや基本コンポーネンツはパサートのものだが、外観デザインが新しい。4ドアながらクーペのような流麗なルーフラインを持つセダンボディがデザインされ、存在感のあるユニークなセダンに仕上げられた。最近、日本はもちろん欧米でも、Bセグメントのセダンは売れ行きが鈍っているのに対してクーペは安定した売れ行きを確保している。こうした販売状況に対応するために発売されたのがパサートCCだ。CCはコンフォート・クーペを意味するという。インテリアも木目パネルや本革シートなどがが採用され、高級車にふさわしい雰囲気を作っている。パワートレーンは直列4気筒2.0リッターの直噴ターボ＋6速ATと、V型6気筒3.6リッターの自然吸気DOHC＋6速DSGの2種類で、6気筒エンジンの搭載車はフルタイムAWDとなる。フラッグシップセダンにふさわしく、最新の技術が積極的に盛り込まれ、アダプティブシャシーコントロール(DCC)やアダプティブクルーズコントロール(ACC)、ディナウディオのプレミアムサウンドシステムなどの快適装備のほか、安全装備もフロントモニタリングシステムや少々のパンク穴なら自己修復するモビリティタイヤなどが全車またはグレードに応じて装備。カーナビも地上デジタル放送に対応した最新のHDDナビゲーションが用意されている。