トヨタ 2015年07月～モデル（スペイド ）の買取・査定相場

トヨタ自動車はコンパクトカーのスペイドに新開発エンジンの搭載やデザインの変更などの改良を加え、2015年7月1日に発売した。今回の一部改良では、1.5リッターエンジンを搭載するFFの2WD車に、ハイブリッド車の開発で磨いた燃焼技術を生かした高熱効率・低燃費エンジンの2NR-FKE型を新搭載した。このエンジンは高圧縮比化を始め、排気系の改良などを実施したほか、アイドリングストップ機能(スタート＆ストップシステム)を標準装備することで、JC08モード走行燃費22.2km/Lの低燃費を実現した。これによって平成32年度燃費基準を達成。平成17年基準排出ガス75％低減レベルの認定取得とあわせ、エコカー減税の対象となる。外観デザインはシルバー塗装のフロントグリルを採用し、内装はセンタークラスターパネルの色を変更したほか、グレードによってシート表皮の色や柄を変更するなど、スタイリッシュな印象を与えている。装備は、室内にデッキサイドグリップ、ラゲージルームランプ、照明付マルチボックス、助手席グローブボックス、天井スピーカー、天井照明付バニティミラーなどをグレードに応じて追加し、利便性や快適性を向上した。ボディカラーはボルドーマイカメタリックとスパイシーカーキパールクリスタルシャインを含む全9色を設定した。ほかにオプションのスーパーUVパッケージではフロントのスーパーUVカットガラスにIR(赤外線)カット機能を追加し、スマートエントリーパッケージにオート電動格納式ドアミラーを追加している。あわせて「F」をベースに、新開発のウォッシャブルカバーシートをはじめ、スマートエントリーパッケージやスーパーUVカットパッケージなどを標準装備した特別仕様車「F“クイーン”」を発売した。