スズキ 2008年10月～モデル（スプラッシュ ）の買取・査定相場

スプラッシュはスイフトをベースにしたハイト系のコンパクトカーで、ハンガリーのマジャールスズキで生産したクルマを日本に輸入するもの。スズキとしては初めての海外生産車の輸入となる。基本プラットフォームはスイフト用のものを流用しているが、全長と全幅はスイフトよりも少し小さく、逆に全高は高い。スズキはヨーロッパでワゴンRワイドを販売していたが、その後継モデルとして開発されたのがスプラッシュだ。外観デザインはヨーロピアン感覚のもので、ハイト系のボディの後部がすっばりと切り落とされたような形状をしている。インテリアはオーバルをモチーフにシンプルでモダンな感覚のデザインに仕上げている。高めの全高を確保することにより運転しやすく扱いやすいパッケージングを実現した。搭載エンジンは直列4気筒1.2リッターのみ。欧州ではディーゼル車の設定もあるが、日本には65kW/117N・mを発生するガソリンエンジンが1機種導入されるだけだ。これにCVTが組み合わされ、18.6km/Lの燃費を実現。スイフト用のプラットフォームを採用することで、高い操縦安定性と環境性能とをバランス良く達成したのもポイントだ。安全装備は運転席・助手席のSRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグの6つのエアバッグを装備したほか、ヨーロッパ基準の各種安全装備が標準で用意されている。