スズキ 2013年03月～モデル（アルトエコ ）の買取・査定相場

スズキは軽自動車トップの低燃費を誇るアルトエコに改良を加え、軽量化を図るとともにスズキのグリーンテクノロジーを採用してさらなる燃費の向上を達成し、2013年2月20日から発売した。まずデザインの変更では、アルトエコ専用のグリルを採用するなどしてアルトの標準車との違いを明確化しした。またインテリアもエコドライブアシスト照明を採用した専用メーターを装備したほか、上級グレードのECO-Sには後席にヘッドレストレイントを装備した。装備関係では、電波式キーレスエントリーを全車に標準装備したほか、ECO-SにはLEDサイドターンランプ付きドアミラーやキーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーなどをセットでオプション設定した。燃費の向上は、ひとつは効率的なエネルギー回生を図ってリチウムイオン電池に蓄電するエネチャージや、時速13km以下になるとエンジンが停止する新アイドリングストップなど、ワゴンRで採用したグリーンテクノロジーを採用したことによる。同時にパワートレーンの高効率化も図られた。エンジンを軽量化するとともにフリクションロスを低減し、副変速機付きのCVTとの最適適合を図ったことも燃費の向上につながっている。さらにボディの軽量化も進められた。アルトエコは740kgで発売され、すでに一度10kgの軽量化を実現しているが、今回はさらに徹底した軽量化を進めて20kgも軽いボディを作り、これが燃費の向上につながった。この結果、FF車の燃費は30.2km/Lから33.0km/Lへと向上し、ガソリン車でトップの燃費性能を実現した。