スバル 2015年04月～モデル（ディアスワゴン ）の買取・査定相場

スバルが軽自動車の1BOXワゴンとして作ってきたディアスワゴンが2009年9月にフルモデルチェンジを受けた。新型車はダイハツのアトレーをベースしたクルマのOEM供給を受けるもので、このモデルからディアスワゴンはスバル製のクルマではなくなった。スバルはすでに軽自動車の自社開発中止を発表しており、今後はほかのモデルもダイハツ製に切り替わっていくことになる。ディアスワゴンは軽自動車規格の中で広い室内空間を持つパッケージングが特徴で、外観デザインはメッキのフロントグリルや大型のカラードバンパーなどによって存在感を主張している。アイボリー色で統一されたインテリアは明るく開放感のあるもので、シート表皮には手触りの良いファブリックを採用した。インパネシフトや足踏み式パーキングブレーキの採用で、広い前席足元空間を確保して、ウォークスルーを可能にした。搭載エンジンは660ccの直列3気筒DOHC＋インタークーラー付きターボ仕様のみの設定で、全車に滑らかな走りと燃費の良さにつながる4速ATが組み合わされる。駆動方式は2WDと4WDの両方が設定されている。時速64kmでの前面オフセット衝突実験を始め、さまざまなモードの衝突実験を重ねることで、安全性の高いボディに仕上げたほか、歩行者傷害の低減にも配慮している。安全装備のメニューも全車にEBD付きABSが標準装備されるなど、充実した仕様が用意されている。2015年4月3日には圧縮比アップによる燃焼効率向上などの燃費改良を行った。