三菱 2013年01月～モデル（アウトランダーPHEV ）の買取・査定相場

三菱自動車は、SUVモデルのアウトランダーに三菱初のハイブリッド車をプラグインハイブリッド(PHEV)として設定し、2013年1月27日から発売すると発表した。すでに2012年11月30日から予約受注を会しているモデルの発売が決まった。SUVとしては世界でも初めてのPHEV車となる。外観デザインは基本的にアウトランダーと共通だが、専用のフロントグリルやクリアレンズのLEDリヤコンビランプ、エンブレムなど微妙な違いが設けられている。インテリアは液晶モニターの画面に走行状況が表示されることなどが相違点だ。アウトランダーのガソリン車では3列7人乗りのシートが基本とされているが、アウトランダーPHEVでは後部に12kW/hのリチウムイオン電池を搭載したことなどによって、3列目のシートは設定されず、全車とも5人乗りとなる。搭載エンジンは直列4気筒2.0リッターの16バルブDOHCで、87kW(118ps)/186N・mのパワー＆トルクを発生する。前後の2つのモーターを搭載する4WD車で、前輪用のモーターが60kW(82ps)/137N・m、後輪用は60kW(82ps)/195N・Mのパワー＆トルクを発生する。PHEV車としての複合燃料消費率は67.0km/Lに達し、ハイブリッドモードでの燃費も18.6km/Lを達成している。発進時にはEVモードで発進し、60kmくらいまでの距離は電気モーターだけで走ることができる。JC08モードでの航続可能距離は897kmになるという。発進後は、走行条件に応じてエンジンとモーターを使って走ったり、あるいはエンジンで発生した電力を使ってモーターだけで走るなど、パラレルとシリーズの両方の走行モードを持つ。充電時間は普通充電で約4時間、急速充電なら30分で80％充電とされている。グレードはE、G、Gセーフティパッケージ、Gナビパッケージ、Gプレミアムパッケージの5グレードが設定されている。アウトランダーで採用されたe-アシストはGセーフティパッケージ以上の各グレードに標準となる。また操縦安定性を高めるS-AWCやAYCなどの先進装備やSRSサイド＆カーテンエアバッグ、SRSニーエアバッグなどの安全装備も全車に標準装備されている。