ホンダ 2009年11月～モデル（ゼスト ）の買取・査定相場

ホンダは2006年3月にプリモ、クリオ、ベルノの各ディーラーをホンダカーズに統合し、全社が全車種を扱う1チャンネル体制をスタートさせたが、それに合わせて発売された新型軽自動車がゼスト。ライフ、ザッツと並ぶ3本柱のひとつとして開発されたが、ザッツの売れ行きが不振なため、実質的にはそれに代わるモデルとしての投入とみられる。ライフがパーソナルユーザーを意識したモデルであるのに対し、ゼストはファミリーユーザーも意識したモデルとされている。外観スタイルはボクシーな印象を与える台形デザインが特徴。基本プラットフォームはライフと共通で、ハイトワゴン系の背の高いパッケージングを採用し軽自動車として非常に広い室内空間を確保した。特に頭上に広がる大きな余裕が注目される。バックドアは低い位置から開くほか、軽では最大級の開口部面積を誇るラゲッジルームはかさばる荷物も楽々と積載できる。搭載エンジンは自然吸気の直列3気筒660ccの2バルブSOHCで、ツインプラグを位相差点火するi-DSIエンジン。全車とも電子制御4速ATのみの設定だ。駆動方式はFFを基本にビスカスカップリング式の4WDも全グレードに設定されている。2007年1月にはバリエーションを絞ったほか、全車にセキュリティアラームを設定するなど装備を充実化。2008年12月には内装の仕様を変更した他、全車にスマートキーを採用するなど装備の充実化を図った。2009年6月には一部グレードの燃費を向上させ、エコカー減税に適合させた。