BMW 5シリーズツーリング 2017年06月～モデルの買取相場・査定相場

BMWは、新型「BMW5シリーズツーリング」を2017年6月22日に発表、同日に販売を開始した。今年3月のジュネーブショーがワールドプレミアとなった5シリーズのワゴンモデル。フロントデザインは先にデビューした5シリーズセダンと共通だが、サイドビューはツーリングでありながらクーペのようななだらかなルーフラインを採用した。ボディサイズは全長4950mm×全幅1870mm×全高1500mm、ホイールベース2975mm。従来型に対してサイズアップはわずかだが、ラゲッジルーム容量は570Lを実現し、最大で1700L（従来型よりも＋30L）まで拡張が可能となっている。ワンタッチ操作で可倒可能な40：20：40分割可倒式リヤシート、ガラスハッチを備えたテールゲート、小物を収納できる床下収納、リヤシートを完全に折りたたんだ状態でも使用できるラゲッジパーティションネットが標準で装備されている。インテリアは5シリーズセダン同様に機能的かつモダンな仕上がりを見せる。コクピットは運転席側に向けて傾けられたドライバー重視のもので、さまざまな人間工学に基づいてデザインされている。厳選された素材と匠の技で生み出された高品質なまとまりも5シリーズツーリングの特徴だ。パワーユニットは新世代モジュラーエンジンコンセプトに基づく最新型BMWツインパワーターボを全モデルに採用する。「523iツーリング」には最高出力135kW（184ps）、最大トルク290Nmを発生する2.0リッター4気筒ガソリンエンジンを、「523dツーリング」には最高出力140kW（190ps）、最大トルク400Nmを発生する2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンを、「530iツーリング」には最高出力185kW（252ps）、最大トルク350Nmを発生する2.0リッター4気筒ガソリンエンジンを、「540i xDriveツーリング」には最高出力250kW（340ps）、最大トルク450Nmを発生する3.0リッター6気筒ガソリンエンジンを搭載する。高効率エンジンの搭載、さらに軽量化やエアロダイナミクスの最適化（Cd値0.27）、8速ATの採用などによるすぐれた経済性も実現。なかでも「523dツーリング」はクラストップレベルのJC08モード19.4㎞/L、「530iツーリング」は14.5㎞/L、「540i xDriveツーリング」でも11.9㎞/Lを実現している。装備ではすべてのモデルにセルフレベリング機能付きのエアサスペンションをリヤに標準装備。車高を一定に保つことによりツーリングモデルでありながら乗り心地のよさ、スポーティなドライビングを実現し、また取りまわし性のよさと俊敏性を高めるとともに走行安定性、快適な乗り心地に貢献する後輪操舵機構「インテグレイテッドアクティブステアリング」も設定される。運転支援システムについては、ルームミラー内にステレオカメラを内蔵し、ミリ波レーダーセンサーを前方に3基、後方に2基を装備することで安全をサポートする。「ドライビングアシストプラス」には、「ステアリング＆レーンコントロールアシスト」、「アクティブサイドコリジョンアシスト」、「後車追突警告」、「クロストラフィックウォーニング（フロント＆リヤ）」、「ACC/アダプティブクルーズコントロール（ストップ＆ゴー機能付き）」などを設定。さらに縦列および並列駐車をサポートする「パーキングアシストプラス」、車外からの遠隔操作により駐車が行える「リモートパーキング」などの先進機能も用意されている。なお、納車開始は「523dツーリング」、「530iツーリング」、「540i xDriveツーリング」は同年7月から、「523iツーリング」は同年9月からを予定している。

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