アウディ A6オールロードクワトロ 2013年10月～モデルの買取相場・査定相場

アウディのA6をベースにしたオールロードクワトロは、ステーションワゴン(アバント)とSUVをクロスオーバーさせたクルマとして人気を集めてきた。日本では2006年8月に発売された2代目モデルでは名称がA6オールロードクワトロに変わってA6の一部であることが明確化されたが、セダンやアバントとは異なる独特のボディを持つ。外観デザインはほかのアウディ車と同じようにアグレッシブな印象のシングルフレームグリルを採用するとともに、オールロードクワトロならではの専用デザインのバンパーやフェンダーアーチモールによってラフロード走行のイメージを表現している。インテリアは基本的にA6系のものでエレガントさとスポーティさを両立させたもの。最大で1660リットルの容量を持つラゲッジスペースにはインテリジェントな収納アイデアが盛り込まれている。搭載エンジンは2種類のガソリン直噴エンジンで、V型6気筒の3.2リッターFSI(255ps/188kW)とV型8気筒4.2リッターFSI(350ps/257kW)の2機種。いずれも6速のティプトロニックATが組み合わされ、フルタイム4WDのクワトロシステムによってそのパワーが路面に伝達される。センターコンソールにはMMI(マルチメディアインターフェイス)が配置され、アダプティブエアサスペンションなど機能装備のコントロールから通信、エンターテインメントなどの容易な操作を実現している。2012年8月には、同年2月にモデルチェンジした新型A6アバントをベースとした3世代目を、全国300台の限定販売した。2013年10月にはスーパーチャージャー付の3.0リッターV6直噴ガソリンエンジン3.0TFSIを搭載し、200台限定で発売した。

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