ボルボ 2014年02月～モデル（XC60 ）の買取・査定相場

ボルボ・カー・ジャパンはSUVのXC60に、環境性能と動力性能を両立させた新世代の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ仕様エンジンをやはり新開発の電子制御8速ATと組み合わせて搭載し、2014年2月20日に発売した。このエンジンは従来のT5に変わって搭載されたもので、これまでのT5に比べて向上した180kW(245ps)/350N・mの動力性能を発生するとともに、スタート/ストップ機能(アイドリングストップ機構)の採用や8速ATとの組み合わせによって、13.6km/Lの燃費を達成した。これによってXC60はボルボ車として初めて、エコカー減税で免税が適用されるモデルとなった。新エンジンと新ATを組み合わせた仕様をボルボではDRIVE-Eとして訴求しており、この仕様のパワートレーンにはボルボとして初めて低燃費運転を実現するエコ＋モードが設定され、高速走行中にアクセルペダルをオフにするとエココースト機能が働き、アイドリングストップ機構も車速が7km/h以下になるとエンジンが停止するようになる。新エンジンの搭載車はT5、T5 SE、T5 Rデザインの3グレードが設定されていて、レザーパッケージの設定もある。なお、今回の改良に合わせ、直列6気筒3.0リッターエンジンの搭載車に、ベースグレードとしてT6(AWD)が追加された。