トヨタ 2011年11月～モデル（ヴェルファイアハイブリッド ）の買取・査定相場

ヴェルファイアはアルファードと姉妹車を成すモデルで、2008年5月にアルファードが2代目モデルにチェンジしたのに合わせ、トヨペット店扱いのアルファードに対し、ネッツ店扱いのモデルとして登場した。そのヴェルファイアが2011年11月にマイナーチェンジを受けたとき、これに合わせてハイブリッド車が設定された。アルファード時代にはハイブリッド車が設定された時期もあったが、ヴェルファイアとしては初めての設定である。ハイブリッド車はテールランプにクリアレンズを使うなど、外観の差別化が図られている。また上質さを追求したアルファードに対し、若々しさや躍動感を表現ずという違いを持つのはガソリン車と変わらない。搭載エンジンは直列4気筒2.4リッターのアトキンソンサイクルで、電気モーターを組み合わせたTHS-Ⅱ方式のハイブリッド車にしている。基本的にはエスティマのハイブリッドと共通で、後輪用の電気モーターも装備して4WD車としているのもポイントだ。電池はリチウムイオン電池ではなくニッケル水素電池を使っている。ハイブリッドシステムによって振動や騒音の少ない静かな走りを実現したほか、10・15モード燃費でリッター19.0km、JC08モードでも17.9kmという小型車並みの低燃費を実現した。「平成22年度燃費基準＋25％」「2015年度燃費基準」「平成17年基準排出ガス75％低減レベル」などを達成し、エコカー減税75％低減に適合している。グレードによって充実した安全装備や快適装備を備えるほか、一部のファブリック表皮に植物由来のエコプラスチックを採用したのもハイブリッド車の特徴だ。