マツダ 2014年11月～モデル（アクセラハイブリッド ）の買取・査定相場

マツダは主力の小型セダンであるアクセラセダンをフルモデルチェンジするとともに、新たにハイブリッド車を設定し、2013年11月21日に発売した。アクセラセダンハイブリッドは、CX-5やアテンザに続いてマツダの新世代技術であるSKYACTIVや新DOHCテーマの魂動(こどう)を全面的に採用したモデルで、最新の安全装備であるi-アクティブセンスも採用している。ハイブリッドシステムは自社製のSKYACTIV-G 2.0のガソリンエンジンにトヨタから供給を受けたTHS-IIを組み合わせている。5ドアのスポーツを含めたアクセラのシリーズ全体で見ると、国産車で唯一、ひとつの車種でガソリン、ディーゼル、ハイブリッドという3種類のパワーユニットを持つモデルとなった。外観デザインは大きな五角形のフロントグリルとシグネチャーウイングがマツダ車のアイデンティティーを強調するとともに、流れるようなボディサイドのラインが動きや勢いを表現している。インテリアは凝縮感のある運転席空間と開放的で心地よいパッセンジャー空間を両立させることを基本に、単眼メーターをドライバーの体の中心線に置いて一体感を演出した。ヘッドアップディスプレーや高めに配置したカーナビは少ない視線移動で確認が可能だ。センターコンソールに配置された回転式のコマンダーコントローラーによって各種操作をするマツダ・コネクトという新しい操作系を採用した。これはヨーロッパ車的な感覚のヒューマン・マシン・インターフェイスとして注目されるとともに、スマートフォンと連携したハンズフリー通話やツイッターやフェイスブックへの接続も可能としている。搭載エンジンはハイブリッド専用に開発されたSKYACTIV-G 2.0で、エンジン単体の動力性能は73kW/142N・mだから、1.5リッターエンジンと比べても低い数値である。効率を重視したエンジンといえる。これに60kW(82ps)/207N・mを発生する電気モーターが組み合わされる。システムとして出力できるのは100kW(136ps)だ。JC08モード燃費は30.6km/Lでプリウスやアクアに比べるとやや劣るが、30km/Lを超える燃費は十分なもので、エコカー減税も免税扱いになる。追突軽減ブレーキのスマート・シティ・ブレーキ・サポートを始めとする各種の安全装備は、セーフティクルーズパッケージとして上級グレードにオプション設定されている。同年11月20日には一部改良し、スマート・シティ・ブレーキ・サポート（SCBS）＆AT誤発進抑制制御を標準装備して発売した。