ランボルギーニ 2017年12月~モデル(ウルス )の買取・査定相場
アウトモビリ・ランボルギーニは、初のSUVモデルとなる「ウルス」を2017年12月4日に発表(日本正式発表は2018年2月6日)、2018年春からの納車を予定している。ウルスはランボルギーニのDNAを受け継いだ高性能SUV。デザイン、パフォーマンス、ドライビング、エモーションにおいて真のランボルギーニであり、同時にさまざまな環境に適したモデルでもある。搭載される4.0リッターV8ツインターボエンジンは最高出力650ps/6000rpm、最大トルク850Nm/2250~4500rpmを発生し、パワーウエイトレシオはクラス最高の3.38kg/psとなる。動力性能についても8速ATとの組み合わせにより0-100㎞/h加速3.6秒、0-200㎞/h加速12.8秒、最高速度はSUVクラスで最速の305㎞/hと、ランボルギーニ一族にふさわしいもの。ブレーキ性能についても安定した制動力の得られるカーボン・セラミック・ブレーキを標準装備。100㎞/hから停止までに要する距離は33.7mだ。4輪駆動システムにはトルセンの自動固定式セントラルディファレンシャルにより、あらゆる路面状況で安定した走行を可能としている。標準状態では前40:後60の比率でトルクを配分が行われ、状況に応じてフロントに最大70%、あるいはリヤに87%がトルクが配分され、さらにリヤにはアクティブトルクベクタリング機構を採用。オンロードのスポーツ走行からオフロードまで安全で楽しい運転が可能となっている。さらにウルスには全速度レンジにわたり、アヴェンタドールSで導入されたリヤホイールステアリングが採用されている。後輪は最大で±3度の操舵角により高速安定性を向上させると同時に取り回し性にも配慮。ボディは全長5112mm×全幅2016mm(ミラー除く)×全高1638mm、ホイールベース3003mm。SUVとしては大型だが、シャシーをアルミとスチールのハイブリッド構造とすることで軽量化と高剛性を実現。アダプティブ・エア・サスペンションが装着されており、路面やドライブ条件に応じて158~248mmまでの範囲で車高の調整が可能だ。エクステリアはLM002やランボルギーニ伝統の基本となるスーパースポーツカーからヒントを得ており、全体の3分の2がボディ、残りの3分の1を窓とした構成で、印象的なフロントまわりにはボンネットが盛り上がった部分の下にエンジンが搭載されている。六角形のテーマを表すフロントグリルに細長くスポーティなフロントライトを水平に配置、そして馴染みのあるY字形LEDヘッドライトが採用されている。ルーフラインとフレームのないウインドウの位置が低く、ドライバーと同乗者の座席も低い位置に設定。鋭い傾斜のフロントガラスとグラスオングラスがCピラーを代替する大きく傾斜をつけたリヤウインドウは、ウラカンをはじめとするスーパースポーツカーらしいシルエットに仕立てられている。リヤビューもランボルギーニモデルのデザインを踏襲し、エアグリル、ランボルギーニロゴ、Y字形テールランプを採用する。インテリアのデザインや配色もランボルギーニならではの仕上がり。前席の着座位置は低く設定され、スポーツモデルのようなポジションとなる。後席はベンチシートが標準となり、オプションで2人掛けレイアウトの指定が可能。キャビンは大人5人が快適に過ごせる空間が確保されており、616リッターから1596リッターに拡張可能なラゲッジルームが備わる。内装にはレザー、アルカンターラ、アルミニウム、カーボンファイバー、ウッドなどの高品質素材が用いられている。先進のコネクティビリティ機能も装備されており、先進運転支援システムについてもレベル2(SAE基準)の安全、セキュリティ、運転支援機能を備える。ハイビーム・アシスタントをはじめ、衝突を防止・緩和する「PreCognition」システムと同様に、前後のパーキングセンサーとクルーズコントロールも標準装備に含まれる。また、さまざまなドライバーに合わせたクルマの設定も可能で、シートの好みやドライブモードのスタイル、インフォテイメントのプリセットを最大7つまでのプログラムが可能だ。
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※1 2019年4月時点 当社調べ