BMW 2011年10月～モデル（5シリーズ ）の買取・査定相場

アッパーミドルセダンとしてBMW5シリーズの初代モデルがデビューしたのは1972年(日本では1973年に発売)で、1982年の2代目モデルからは1981年に設立されたBMWの日本法人が輸入・販売するようになった。1989年に発売された3代目モデルの途中からステーションワゴンのツーリングが設定され、日本でも1992年から販売されるようになった。また2009年には2010年5月発売の6代目モデルでは、セダンに先駆けてクロスオーバーモデルのグランツーリスモが設定されている。現行の6代目はグランツーリスモとセダンに続いて2010年9月にツーリングが追加。基本プラットフォームを7シリーズと共用しているため、ボディサイズはひと世代前の7シリーズとほぼ同等なくらいに大きくなった。セダンがデビューした当初の搭載エンジンは直列6気筒3.0リッターの自然吸気仕様とターボ仕様、それにV型8気筒4.4リッターターボ仕様の3機種だった。後にツーリングの追加に合わせて直列6気筒2.5リッターが追加され、さらに直列4気筒のターボ仕様に変更された。現行5シリーズは、8速AT、高精度直噴仕様、ツインパワー・ターボ、軽量化、マイクロ・ハイブリッド(ブレーキ・エネルギー回生システム)など、さまざまな先進技術の採用によって優れた環境性能を発揮している。またグランツーリスモには直列6気筒3.0リッターとV型8気筒4.4リッターが搭載されている。ともにツインターボ仕様で、トランスミッションが8速ATとなるのはほかの5シリーズと共通だ。