BMW 3シリーズカブリオレ 2010年05月～モデルの買取相場・査定相場

BMW3シリーズのカブリオレが最初に登場したのは1986年。以来一貫してラインナップされ続け、2007年2月に日本で予約が開始されたモデルは4代目に当たる。外観はフロント回りなどに3シリーズらしさを示すもので、セダンではなくクーペをベースに作られた。開閉されるルーフ部分には初めてスチール製のリトラクタブルハードトップが採用された。これによってルーフを閉じた状態ではクーペと変わらない快適性を確保し、オープンカーの爽快さと両立させている。スチールルーフの開閉に要する時間は22～23秒。ルーフをスチール製にしたことでCピラーを細くすることが可能になり、後方視界が大きく改善された。インテリアはフル4シーターとされ、表皮のダコタレザーは赤外線反射機能を持つことで温度上昇を抑えるようになっている。搭載エンジンは直列6気筒3.0リッターの高精度直噴で、これにパラレル・ツイン・ターボが装着されている。クーペの335iと同じエンジンで、225kW（306ps）/400N・（40.8kg-m）のパワー＆トルクを発生する。シャシーでは走行状態に応じてステアリングのギア比を変化させるアクティブステアリングなどが装備されている。2007年5月にはMスポーツパッケージをオプション設定した。2008年11月には日本市場向けに専用開発された最新のHDDナビとiDriveを採用し、同時にダブルクラッチ式の7速スポーツATを採用した。HDDナビにはCD220枚分の音楽を保存することができる。2010年5月には外観デザインを変更するとともに燃費を向上させるなどの改良を行った。

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