トヨタクラウンマジェスタ 2010年12月～モデルの買取相場・査定相場

トヨタブランドのフラッグシップモデルとなるクラウン・マジェスタは2009年3月にフルモデルチェンジを受けた。堂々たる存在感を表現したボディは、ホイールベースを75mm延長して広い室内空間を確保しながらも、前後のオーバーハングを切り詰めて全長を5m以下に抑え、最小回転半径5.3mと日本の道路交通環境の中でも扱いやすいボディサイズとした。外観デザインはもとよりインテリア回りの空間も高いクオリティが表現されたほか、メーター内の表示を液晶パネルで行うファイングラフィックメーターを採用。搭載エンジンはV型8気筒4.6リッターの自然吸気DOHCが基本で8速ATと組み合わされて後輪を駆動し、フルタイム4WDのi-Fourには4.3リッターエンジンが6速ATとの組み合わせで搭載される。足回りは前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式で、前後ともオートレベリング機能などを持つ電子制御エアサスペンションを採用する。シャシーには最新の挙動制御装置であるVDIMが全車に標準装備される。一部はアクティブステアリングとの統合制御機能付きとなる。さまざまな最新の安全装備が採用されており、後席重視仕様にはSRS後席センターエアバッグやプリクラッシュシートバックが採用されるほか、上級グレードには前側方への対応を含めたプリクラッシュセーフティシステムなどがオプション設定されている。木目パネルなどラグジュアリー装備の充実度も高い。2010年12月には、ナビ機能の追加やUSB端子の標準装備などの改良を加えた。

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