プジョー 2011年07月～モデル（308SW （ワゴン） ）の買取・査定相場

プジョーの主力モデルのひとつ308シリーズは、2008年5月に307からのフルモデルチェンジで登場した。デビューした当初は5ドアと3ドアのハッチバック車(別掲)のみだったが、2008年9月にはSWが追加された。ネコ科の動物をイメージした外観デザインは、最近のプジョー車らしくボンネットフード上の大きなライオンのエンブレムや大きなフロントグリルを持つ。大型のパノラミックガラスサンルーフを採用した個性的なスタイルも特徴だ。207SWと違ってホイールベースを100mmを延長した上でリヤのオーバーハングを拡大したボディは、ハッチバックに比べると格段に大きなラゲッジスペースを持つ。また307SWの時代には3列シートの7人乗り仕様があったが、308では5人乗りのみの設定となった。柔らかくて上質な素材が使われたインテリアは、明るく開放的で広々とした空間になった。搭載エンジンはプジョーとBMWが共同開発した直列4気筒1.6リッターのDOHCターボで、103kW(140ps)/240N・mのパワー＆トルクを発生し、4速ATと組み合わされる。カーナビはオプション設定ながら、左右独立調整式フルオートエアコンを始め、各種の快適装備はひと通りのものが標準で装備される。また安全装備もESPや全席の3点式シートベルト、運転席ニーエアバッグを含めた7つのSRSエアバッグが標準となるなど充実した仕様が用意されている。デビューした当初は308SWプレミアムと308SWグリフの2グレードが設定されていた。2009年11月にはプレミアムの装備を簡略化して価格を引き下げて単一グレードとした。2010年6月にはエンジンを115kW(156ps)仕様に変更した上で、電子制御6速ATと組み合わせた。2011年7月には内外装のデザインを変更して装備を充実化した上で戦略的な価格を設定した。