日産 スカイラインクーペ 2007年10月~モデルの買取相場・査定相場

日産 スカイラインクーペ
スカイラインとして12代目に当たるV36型のクーペが、セダンから1年遅れて2007年10月に登場した。“超魅惑、超洗練、超高性能”をコンセプトに開発されたモデルで、ボディサイズは全長と全幅が少し拡大され、全高がわずかに抑えられ、ワイド&ローのプロポーションが強調された。基本プラットフォームはV35スカイラインから採用されたFMパッケージを発展させたものだ。外環デザインは従来のイメージを踏襲しながらも、より抑揚のある面で構成された躍動感のあるものとなった。インテリアはクーペならではの低めのドライビングポジションに、木目やアルミのフィニッシャー、無垢のマグネシウムを使ったパドルなど、こだわりのアイテムが採用されている。技術的には新開発のVQ37VHRエンジンに採用されたVVEL(ブイベル)が注目モノ。バルブの作動角とリフト量を連続可変で制御することで、排気量を3.7リッターまで拡大したエンジンの高い動力性能と低燃費、低排出ガスなどを両立させた。245kW/363N・mという優れたパワー&トルクを発生する。全車に5速ATが組み合わされるほか、6速MTの設定もある。5速ATにはアクティブシフトコントロールやシンクロレブコントロールなどが採用されている。このほか、高剛性ボディ、19インチタイヤ、高性能ブレーキ、4輪アクティブステアなどが注目される。歩行者を保護するポップアップエンジンフードを採用するなど、安全装備の充実度も高い。
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※1 2019年4月時点 当社調べ