日産 2009年11月～モデル（フーガ ）の買取・査定相場

日産の高級車フーガは2009年11月のフルモデルチェンジで2代目モデルが登場した。ほかにシーマなどをラインナップするものの、この時点では事実上、日産のフラッグシップモデルとも言うべき存在になっているため、機能装備から安全装備、快適装備まで、最新・最高の仕様が用意された。外観デザインはアメリカのインフィニティチャンネルで販売することもあって、抑揚のある面で構成されたダイナミックなものとされた。『勢と艶』をデザインテーマにしたという。インテリアはグレードまたオプションによってさまざまな仕様が用意され、セミアニリンの本革シートや銀粉を配した木目パネルなどが設定されている。ボディは全長と全幅を拡大し、全高をやや抑えてワイド＆ローのプロポーションとした。搭載エンジンはV型6気筒の3.7リッターと2.5リッターの2機種。マニュアルモード付きの7速ATと組み合わされる。リヤサスペンションを新しくし、ダブルピストンのショックアブソーバーを採用するなど、足回りの基本を進化させた上で、ドライブモードセレクターなどの新機構を採用した。車間維持を補助するクルーズコントロールや車線逸脱防止支援、安全運針支援システムなどの先進装備も採用される。このほか安全と燃費向上に役立つインテリジェントペダルや新機能を追加した横滑り防止装置なども注目される。森の空気を感じさせるフォレストエアコンも注目の新装備だ。