日産キャラバン 2023年10月～モデルの買取相場・査定相場

日産は、「キャラバン」に特別仕様車「50th アニバーサリー」を設定して、2023年9月13日に発表、同年10月10日から2024年3月までの期間限定で発売した。今回導入された「50th アニバーサリー」は「キャラバン」の誕生50周年を記念した特別仕様車だ。「グランドプレミアムGX（ガソリン・2WD、ディーゼル・2WD/4WD）」をベースに、黒を基調としたブラックグリルやサイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー（ブラック）、ブラックドアハンドル、ブラックスライドドアレール、ブラックインレットグリル、ブラックバックドアフィニッシャーを特別に装備している。さらにATフィニッシャーとリヤ、ステッカーをボディサイドに「50th Anniversary」のロゴが入ったエンブレムをあしらうとともに、ヘッドレストには刺繍を施している。ボディカラーは専用色の「カシミヤグレージュ」をはじめ、全4色をラインナップした。同年10月11日には、車中泊モデル「MYROOM（マイルーム）」を発表するとともに特別仕様車「MYROOM Launch edition（マイルームローンチエディション）」の注文受け付けを開始した。今回発表された「マイルーム」は、「日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいユーザー向けに、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス（憩うこと）ができるクルマ」をコンセプトに開発されたモデルだ。インテリアには木目をふんだんに使うことで「クルマの内装感」を徹底的に消し、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのように仕上げたという。また、ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジすることができる。特別仕様車「マイルームローンチエディション」には、車内カーテンやウッドブラインド、AC 100V電源、スポット照明付きの木目調ルーフパネル、ロールスクリーン、ルーフサイド間接照明を標準で装備。また、カーテンと同じ生地で制作した「キャラバン MYROOM」オリジナルクッションも付属している。 2列目の2 in 1シートは、用途に合わせて簡単にシートをアレンジすることが可能。このシートはクルマ業界初というシート表裏で硬さが異なるクッションパッド構造を採用し、乗車移動時には程よい硬さで乗り心地を追求している。また、駐車時に後部座席側に反転させて使用する際の座り心地は、柔らかなソファーのようだとPRされている。スライドテーブルは、好きな位置で固定したり、取り外したりすることが可能となっている。車中泊用のベッドは、折りたたみベッドと跳ね上げベッドの2パターンを用意。どちらもヘリンボーン生地を使用している。跳ね上げベッドは、ワンアクションでベッド展開をすることができ、手を放してもしなやかに倒れてくるので、手を挟むことがないように配慮されている。もう一方の折りたたみベッドは、2分割になっているため自由なアレンジが可能だ。エクステリアには、ブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなどの専用パーツを装備。リアクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用ステッカーを用意している。その他、電気自動車「日産リーフ」で使用されたバッテリーを再利用する「ポータブルバッテリーfrom LEAF」（ディーラーオプション）からキャラバンマイルームに給電することで、電源のない場所で車内のAC100V電源を活用できる。ボディカラーは、専用色であるサンドベージュ/ホワイトの2トーンをはじめ、全4色をラインナップした。

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