三菱 2008年06月～モデル（ランサー ）の買取・査定相場

ランサーは初代モデルが1973年に登場した三菱車の中でも長い歴史を持つモデルだ。WRCなどラリーシーンでの活躍が知られるクルマである。現行モデルはランサーセディアの名前で発売され、ランサー＆ミラージュ4ドアに代わるモデルとして2000年5月に発売された。当時は21世紀に向けた5ナンバーセダンの新しいスタンダードを提唱する車として登場した。キャブフォワードとロングホイールベースの採用。これによりコンパクトセダンの枠を超えたビッグキャビンを実現するパッケージとした。2003年2月にはビッグ・マイナーチェンジで顔つきが大幅に変更され、同時に車名からサブペットネームのセディアが廃止された。2005年1月に追加モデルが設定され、2005年12月にはマイナーチェンジを行うなどして現在に至っている。2007年8月に事実上の後継車となるギャラン・フォルティスが発売された後も、国内ではランサーの生産・販売が続けられているが、一部のビジネスユースに絞った廉価モデルを中心とした構成になっている。その性格を一層強めたのが2008年6月の改良で、このときにはグレードをシンプルな2グレードだけに絞っている。また運転席用のシートベルトリマインダーを標準装備したほか、シート地を上質なものに変更するなどの改良を行っている。