メルセデス・ベンツ 2002年01月～モデル（Sクラス ）の買取・査定相場

Sクラスといえば、高級車の多いメルセデスベンツの中でも特に高い性能や優れた快適性を誇るモデル。これまでの伝統を受け継ぎつつ、最先端の技術や新機構がふんだんに採り入れられている。最近はメルセデス・ベンツにもいろいろなバリエーションが加わったが、Sクラスの位置付けは今も昔も変わらず、安全性、快適性、環境適合性などすべての面で世界の自動車の指標になっている。現行のSクラスは1998年11月から販売が開始された。そのボディは、日本の街中で見かけるとやはり大きい。標準ボディでも全長が5045mm、全幅が1855mmだから、セルシオを全長で50mm、全幅で25mm、ホイールベースで40mm上回り、モデル名の末尾に“L”の付いたロングボディ仕様になると、さらに全長が120mm伸びて5165mmとなる（全幅は1855mmで同じ）。ロングボディ仕様については、センチュリーの全長には100mmほど及ばないものの、それでもリムジンに近い室内空間のクルマと考えていいだろう。2003年11月からは、5リッター V8エンジン搭載モデルに電子制御7速オートマチック・トランスミッション“7G-TRONIC”が装備されている。従来の5速オートマチック・トランスミッションとほぼ同等の重量ながら、各ギア間のギア比が接近したことにより、一層なめらかで素早いシフトチェンジを行うとともに、加速時にはアクセル開度に応じて2段を一気にシフトダウン。加速性能の向上を図っている。