マツダ 2010年08月～モデル（プレマシー ）の買取・査定相場

全高をやや低めに抑えた乗用車系の基本パッケージングを持つマツダのミニバン。2010年7月にデビューした現行モデルは3代目に当たる。手頃なサイズのコンパクトなミニバンという基本コンセプトは変わらないが、世界市場をターゲットにするクルマだけに全幅がワイド化された3ナンバー車となる。現行モデルのボディは、サイズ的には2代目モデルに比べやや大きくなった程度だが、ボディサイドに水や風が流れるようなデザインを採用。マツダが最近のコンセプトカーなどで表現していた「NAGARE」のデザインを市販車に採用したものだ。フロント回りのデザインは最近のマツダ車に共通するアグレッシブなイメージとした。スライド式リヤドアの採用はこのクラスの競合車とは異なる、プレマシーならではの特徴。3列シートのインテリアは2代目モデルで採用した6＋ONEのコンセプトを発展させカラクリ7thシートを大型化して快適性を向上させるとともに、この2列目中央席にも3点式シートベルトを用意した。搭載エンジンは直列4気筒2.0リッターの直噴仕様の自然吸気DOHCで、110kW/（150ps）186N・m（19.0kg-m）のパワー＆トルクを発生。グレードによってマツダ独自のアイドルストップ機構を備えたエンジンが搭載される。トランスミッションはマニュアルモード付きの5速ATで、発売当初はFF車だけの設定。4WD車の発売は8月だ。安全装備は主要グレードに横滑り防止装置のDSCも標準装備している。