マツダ 2012年06月～モデル（アクセラ ）の買取・査定相場

アクセラはファミリアの後継モデルとして2003年10月にデビューし、2009年6月にフルモデルチェンジを受けて2代目へと進化した。特徴的なデザインとスポーティな走りといった基本コンセプトを受け継ぐと同時に、先進の環境技術を採用するなど、新しい時代に即したクルマに仕上げた。4ドアセダンと5ドアハッチバックのスポーツが設定された外観デザインは、マツダブランドの個性を際立たせたフロントフェイスが特徴。ひと目見てはっとするような顔つきとした。大型化された五角形のフロントグリルや張り出したフェンダーなどに、マツダのアイデンティティーが表現されている。搭載エンジンは1.5リッターの設定もあるが、2.0リッターが中心でFF車は直噴仕様のi-stop付きとなる。停車時にエンジンを停止するi-stop機構は、直噴エンジンの特徴を生かして開発されたもので、比較的シンプルな機構で素早い再始動を実現した。燃費の向上幅も大きく、2010年燃費基準＋25％を達成し、エコカー減税の適用が受けられる。1.5リッター車は無段変速のCVTと組み合わされ、2.0リッター車はFF車が5速AT、4WD車が4速ATと組み合わされる。ほかに2.3リッターの直噴ターボエンジンと6速MTとの組み合わせがマツダスピード・アクセラに搭載。安全装備は横滑り防止装置のVDCが2.0リッターのFF車とマツダスピードアクセラに標準となるなど、まずまずの充実度だ。2011年9月のマイナーチェンジでは、外観などの空力処理を向上させたほか、SKYACTIV技術を採用した新しい2.0リッターエンジンと、SKYACTIV-DRIVEの電子制御6速ATの組み合わせを採用し、走りと燃費のバランスをより高次元でまとめあげた。2012年6月には特別仕様車の発売とともに、「SKYACTIV-G 2.0」搭載車の燃費向上など一部改良を行った。