ランボルギーニ シアン ロードスター 2020年07月~モデルの買取相場・査定相場

ランボルギーニ シアン ロードスター
アウトモビリ・ランボルギーニは、ハイブリッド・スーパースポーツカーの「ランボルギーニ・シアン・ロードスター」を2020年7月8日に発表した。 クーペモデル「シアン」の近未来的なデザインをベースに、ルーフからエンジンフードにかけては独自のデザインを採用したオープンモデル。ルーフレスデザインによる空力効率のロスはなく、リヤのアクティブ・クーリング・ベーンは、ランボルギーニが自動車特許取得済みのマテリアル・サイエンス技術を活用したもの。カーボンファイバーのスピリッターが一体となった低いフロントには、ランボルギーニのアイコニックなY字型ヘッドライトを装着。リヤにはカウンタックに着想を得た6個のテールライトを含め、ランボルギーニらしい六角形のデザインが随所に織り込まれている。輪郭の一部をなすリヤウイングは走行時のみ自動で浮き上がる。 ランボルギーニ初となるハイブリッドシステムは、577kW(785hp)を発生する6.5リッターV12エンジンとギヤボックスに組み込まれた48Vモーター(34hp)の組み合わせ。システム最大出力は602kW(819hp)に達し、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は350km/hを超えるという。 リチウムイオンバッテリーの10倍の容量を持つスーパーキャパシタはコクピットとエンジンの間のバルクヘッドに位置し、重量配分にも貢献。スーパーキャパシタとeモーター構成される電気システムは34kgと、同重量のバッテリーに対して3倍の出力でありながら、重量は同出力バッテリーの3分の1と軽く、システムは1.0kg/hpのパワーウエイトレシオを実現している。 回生ブレーキシステムは同じ電力量のチャージとディスチャージの行えるスーパーキャパシタによって制動時に充電、貯蔵されたエネルギーはすぐに出力増大に利用可能。130km/hまで作動するeモーターにより、未装着車両に対して加速性能を10%以上向上させている。 なお、シアン・ロードスターは19台の限定生産モデルで、すでに完売となっている。
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※1 2019年4月時点 当社調べ