ジャガー 2004年05月～モデル（Sタイプ ）の買取・査定相場

1998年に発表され、日本では翌年6月から販売が開始された。フラッグシップサルーン「XJ」と、プレミアムコンパクトサルーン「X」タイプの中間に位置するミディアムプレミアムサルーンである。ジャガーがこのクラスに参入するのは1955年発表の「2.4」以来43年ぶりのこと。モデル名の「Sタイプ」は、この「2.4」コンパクトサルーンの発展型であるオリジナル「Sタイプ」に由来し、丸目4灯のヘッドライトなどボディデザインの随所に、オリジナルの曲面を基調とした意匠が採用されている。より若い購買層をターゲットとしたインテリアはスポーティさが強調され、現代的なテクノロジーに満ちながらも、個性的で上質な空間を提供するものだ。また、リアシートはジャガー初となる6:4分割可倒式が採用された。発売当初の搭載エンジンは3リッターV6と4リッターV8の2種類だったが、2002年6月からはV6が2.5リッターと3リッター、V8も4.2リッターのNA(自然吸気)およびスーパーチャージドの、合計4種類に変更されている。2004年に行われたマイナーチェンジでは、より洗練された外観に変更されたほか軽量アルミ素材のボンネットを使用することで重量配分とハンドリングバランスを向上させている。また、クロノグラフ調デザインのメーターパネルを採用し、スポーティな印象を高めた。車体色やインテリアカラーが豊富に用意されていることも、魅力の一つだ。