ホンダフリード+ハイブリッド 2016年09月～モデルの買取相場・査定相場

ホンダはフリードハイブリッドをベースとしたハイトワゴン、フリード＋（プラス）ハイブリッドを新設定し、2016年9月16日に発売した。フリード＋（プラス）ハイブリッドはフリードスパイクハイブリッドの後継モデルとなる。先代はフロントデザインやサイドビューなどにフリードとの差別化が見られたが、フリード＋（プラス）ではフリードと共通性のあるデザインとなった。異なるのはテールゲートの大きさで超低床フロアに対応した見切りラインが採用されている。開口部地上高は335mm（FF車）となり、フリードスパイクよりも185mm低い。ハイブリッドはガソリン車に対してブルークロームのメッキバーのフロントグリルで差別化。ヘッドライトガーニッシュ（ブルー）、リヤコンビネーションランプも専用となり、ハイブリッドのエンブレムが装着される。キャビンは2列シート5人乗りのみ。リヤシートは6：4分割のダブルフォールディング機構を採用し、荷室フロアとのフルフラット化を実現。先代の特徴でもあった車中泊機能はさらに進化し、軽量・高強度のユーティリティボードを使ってシートアレンジをすることでセミダブルサイズのマットレスが敷けるフルフラットスペースが得られる。フラットスペース下は床下収納として使うことも可能だ。ボディは全長4265～4295mm×全幅1695mm×全高1710～1735mm。使い勝手にすぐれる5ナンバーサイズをキープしながら、先代に対して55～85mm長く、5～10mm低くなった。2740mmのホイールベースと5.2ｍの最小回転半径は変わらず、コンパクトで取り回し性にすぐれるちょうどよさがアピールポイントとなっている。パワーユニットはアトキンソンサイクルを採用した1.5リッターi-VTECエンジンに高出力モーターを搭載したハイブリッドシステム。最高出力81kW(110ps)、最大トルク134Nmのエンジン性能と、22kW(29.5ps)、160Nmのモーター出力により、余裕のある動力性能を実現させている。エンジンに内蔵された7速デュアルクラッチトランスミッションはギヤ比を最適化して低燃費と走りを両立。燃費はクラストップレベルのJC08モード燃費27.2㎞/L（FF車）を実現し、ハイブリッド4WDを新たに設定。4WDも25.2㎞/Lの経済性を確保している。快適性の向上も図られており、加速時やクルーズ時など、いずれのシーンにおいてもすぐれた静粛性を実現している。装備も助手席インパネトレイ、インパネアッパーボックスなどの使いやすい収納スペースを数多く設置。新機能では誘導照明付きのスタートスイッチを採用したスマートエントリーを標準装備し、スマートフォンと連動するホンダインターナビがタイプ別に用意されている。安全装備についても「ホンダセンシング」をタイプ別に設定。衝突軽減ブレーキ（CMBS）、歩行者事故低減ステアリングなどの安全運転支援システムに加え、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、路外逸脱制御機能などが搭載されている。フリード＋（プラス）ハイブリッドでは低いフロアを生かした車いす仕様車も設定。二段ヒンジ付きスロープにより日常での使い勝手を向上させている。

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