クライスラー 2005年01月～モデル（グランドボイジャー ）の買取・査定相場

2001年5月に発売された現行型ボイジャーは、1983年のデビュー以来4代目となるモデルである。そのロングボディ版となるのがグランドボイジャーだ。全幅と全高はボイジャーと共通だが、全長が5110mmに拡大されている。国産のミニバンで全長と全幅が最も大きいのは、絶版車となったホンダのラグレイトだが（これも正確にはカナダからの輸入車だ）、グランドボイジャーはそれよりも全長がさらに5mm上まわる。日本の路上に置けば明らかにキングサイズだ。ホイールベースも3030mmで、この部分でもラグレイトを30mm凌ぐほどだ。全高は1755mmだからステップワゴンよりも90mm低い。2005年モデルの最大の特徴はSton 'n Goと呼ばれる収納システムである。これは2列目シートと3列目シートを、ヘッドレストを取り外すことなくフロア下に収納できるもの。簡単な片手操作で手早く行うことを可能にしたほか、フロアを完全にフラットにできるので最大4,550リッターもの収納スペースを得られる。このほか、3列目シートに60:40分割可倒式リアシートを採用するなど、使い勝手の良さや多彩なシートアレンジも実現している。レザーシートを採用した上質な室内空間も魅力の一つだ。エンジンはV型6気筒の3.3リッター。これと電子制御4速オートマチックとの組み合わせとなる。