2020年最新！レガシィの査定相場｜傾向と高く売るコツを解説

レガシィは、スバルが販売する最上級クラスとして人気のモデルです。中古車市場で見かける機会も多くありますが、実際にどのくらいの価格で売れるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レガシィについてツーリングワゴン、アウトバックなどモデル別の2020年2月20日現在の査定相場を紹介します。後半では中古車市場での傾向や、高く買い取ってもらうコツも解説しますのであわせて把握しておきましょう。

レガシィツーリングワゴンの買取相場

レガシィツーリングワゴンは、1989年〜2014年にかけて発売し続けられていた人気モデルです。2020年2月20日現在、日本での販売はありませんが中古車市場で見られる機会もあります。相場の傾向を把握して、査定で予想できる金額をチェックしておきましょう。車の特徴もあわせて解説します。

最新の買取相場

レガシィツーリングワゴンの買取相場は、2020年2月20日時点で41万4,000円が平均額です。使用年数13年、走行距離は10万1km～11万kmが平均的な数字となっています。以下はグレード・年式別の買取相場です。

■2.0GT_DIT（4WD）2012年5月～2014年10月

・走行距離5万km：108万円
・走行距離10万km：48万円

■2.0GT_DITアイサイト（4WD）2012年9月～2014年10月

・走行距離5万km：114万円
・走行距離10万km：50万円

■2.0GT_DITアイサイトプレミアムレザーセレク（4WD）2012年11月～2013年5月

・走行距離5万km：119万円
・走行距離10万km：53万円

■2.0GT_DITスペックBアイサイト（4WD）2013年11月～2014年10月

・走行距離5万km：124万円
・走行距離10万km：55万円

■2.5GT（4WD）2009年5月～2012年5月

・走行距離5万km：46万円
・走行距離10万km：19万円

参考：『スバル レガシィツーリングワゴンの買取価格・査定相場』

相場傾向

レガシィツーリングワゴンは、日本での販売が終了した現在でも根強い人気を誇っています。再販売したときに特に高い価格が期待できるのは「2.0GT_DITスペックBアイサイト」でしょう。

2014年に販売を終了したモデルですが、走行距離5万kmで124万円、10万kmでも55万円の査定額が出る可能性もあります。他のモデルも、コンディションが良いのであれば100万円以上の査定額も十分に期待できるといえるでしょう。

参考：『スバル レガシィツーリングワゴンの買取価格・査定相場』

レガシィツーリングワゴンの特徴

レガシィツーリングワゴンは、1989年から2014年にかけて販売を続けたワゴンモデルです。他モデルと共通のプラットフォームではなく、新しく設計したものを装備した点が特徴となっています。

最終モデルとなる5代目レガシィツーリングワゴンは、旧モデルよりボディサイズを拡大しました。海外での需要を重視して採用された設計ですが、日本国内でも人気を高めるきっかけになっています。

特に価値の高い「2.0GT_DITスペックBアイサイト」は、特別仕様車である点も人気の理由です。電動格納式ドアミラーやシルバーカーボンといった装備にもこだわっています。

レガシィB4の買取相場

レガシィB4は、2020年2月20日現在も新車販売されているシリーズです。現行モデルの買取価格は50万円を上回るケースもあり、高い価値を維持している車種といえます。最新の買取相場に加え、市場での傾向とレガシィB4の特徴を抑えておきましょう。

最新の買取相場

レガシィB4のグレード別の買取相場を以下にまとめました。2020年2月20日現在市場で見られる価格をピックアップしています。

■2.0GT_DIT（4WD）2012年5月～2014年10月

・走行距離5万km：84万円
・走行距離10万km：44万円

■2.0GT_DITアイサイト（4WD）2012年9月～2014年10月

・走行距離5万km：100万円
・走行距離10万km：53万円

■2.0GT_DITアイサイトプレミアムレザーセレク（4WD）2012年11月～2013年5月

・走行距離5万km：102万円
・走行距離10万km：54万円

■2.0GT_DITスペックBアイサイト（4WD）2013年11月～2014年10月

・走行距離5万km：113万円
・走行距離10万km：59万円

■2.5i（4WD）2012年5月～2013年5月

・走行距離5万km：55万円
・走行距離10万km：29万円

参考：『スバル レガシィB4の買取価格・査定相場』

相場傾向

レガシィB4は現在も販売が続いているため、年式が新しいほど査定額も高くなりやすいと考えて良いでしょう。フラッグシップモデルということもあり、2014年に販売を終了した5代目モデルも100万円以上の値段がつくケースもあります。とくに高額査定が期待できるのは以下のグレードです。

・RSK（3代目）
・2.5iアイサイトSパッケージ（5代目）
・ブリッツェン（3代目）

中でも「ブリッツェン」は希少価値が高いモデルとして知られています。ポルシェデザインとのコラボだけでなく、5速MTのトランスミッションが話題を集めたのも理由のひとつです。

レガシィB4の特徴

レガシィB4は、スバル車のなかでもトップレベルの高級モデルとして発売されました。「B4」の名前がはじめて登場したのは1998年の3代目レガシィの時代です。当初はスポーティモデルとしてグレードを設定し、標準モデルと差別化を図った点が特徴といえます。

2020年2月20日現在の現行モデルとして展開しているのは「B-SPORT」「Limited」の2シリーズです。いずれも新車価格は300万円を上回るため、中古車市場での査定でも高額な取引が期待できるでしょう。

レガシィ アウトバックの買取相場

レガシィから派生するかたちで誕生したのが、レガシィ アウトバックです。ワゴンやセダンタイプではなくSUVモデルであるため、スポーティながら存在感を際立たせるデザインとなっています。高価買取も期待できるため、最新の買取相場や傾向をしっかりチェックしておきましょう。

最新の買取相場

以下は、2020年2月20日現在グレード別で見られる買取相場です。現行モデルも含めて4つのグレードからピックアップしています。

■アウトバック（4WD）2014年10月～2019年11月

・走行距離5万km：149万円
・走行距離10万km：93万円

■アウトバックX-アドバンス（4WD）2017年1月～2017年10月

・走行距離5万km：171万円
・走行距離10万km：107万円

■アウトバックリミテッド（4WD）2014年10月〜現在

・走行距離5万km：168万円
・走行距離10万km：105万円

■グランドマスター（4WD）2014年0月～2014年10月

・走行距離5万km：114万円
・走行距離10万km：59万円

参考：『スバル レガシィ アウトバックの買取価格・査定相場』

相場傾向

2020年2月20日現在、中古車市場での平均買取価格は76万1,000円です。使用年数9年、走行距離8万1km～8万5,000kmが平均的な数字ですが、年式の新しいモデルでは200万円に近い値段もついています。中古車市場での価値が高い傾向にあるのは以下のグレードです。

・2.5iアイサイト（4代目）
・リミテッド（5代目）
・グランドマスター（4代目）

グランドマスターは、4代目モデルの特別仕様車として発売されました。大型のルーフレールや17インチアルミホイールなど、ラグジュアリーな外観に注力した点が特徴です。グレードによっては、走行距離10万kmを超えた中古車でも100万円以上の査定額が出る可能性もあります。

レガシィ アウトバックの特徴

ツーリングワゴンよりも最低地上高を拡大した点がレガシィ アウトバックの特徴です。この設計によって悪路での走行性を高め、SUVモデルとしての人気を高めました。2009年発売の4代目モデルでは室内の空間を広げ、スバル史上最大の全幅に設計されています。

衝突回避システムやクルーズコントロールを搭載したのも4代目モデルです。現在では標準装備とするモデルも増加していますが、発売当初は予防安全システムのパイオニアともいえる存在でした。SUVの走行性とひと足先をいく安全性能も、レガシィ アウトバックで実感できるスバルらしさといえるでしょう。

レガシィの買取相場

1989年に登場したスバルのレガシィは、ワゴンタイプの車に人気を集めたきっかけともいわれています。2020年2月20日現在の現行モデルに比べると市場価値は低くなりますが、市場では見かける機会の多い車種です。現在所有している方は、レガシィの特徴も含めて買取相場と傾向を把握しておきましょう。

最新の買取相場

レガシィは1989年～2014年の期間で販売されていたモデルです。平均的な数字としては使用年数13年、走行距離9万5,001km～10万kmが21万2,000円の買取相場となっています。最終モデルでも5年以上経過しているため、場合によっては0円査定となる可能性も考慮したほうが良いでしょう。

ただし、中には10万円以上の値段がつくケースもあります。2014年9月に査定を行った例では、1995年式の「250T」に25万円の査定額がつきました。査定当時の走行距離は5万5,001km～6万kmです。

参考：『スバル レガシィの買取価格・査定相場』

参考：『スバル　レガシィ　買取・査定相場のクチコミ』

相場傾向

レガシィはスバル車の中でも古い歴史を持つモデルですが、中古車市場では2020年2月20日現在も人気を維持しています。FF（前輪駆動）の駆動方式を採用したモデルは現在販売されていないため、コアなファンが求める車種ともいえるでしょう。中でも市場価値が高いといわれているグレードは以下です。

・GT（5代目）
・RS（4代目）
・250T（2代目）

現在でも高値がつきやすい「250T」は、2.5Lの排気量を実現した点が人気の理由といえます。中古車でも軽快な走行が楽しめるでしょう。

レガシィの特徴

初代モデルの発売時、新鋭のボディタイプとして話題を集めたのがレガシィです。1989年ごろにイメージされていたワゴンタイプとは一風変わったデザインを採用し、その人気は日本のみならず海外にも拡大しました。

発売当時、富士重工が陥っていた倒産危機を回復させたモデルとしても知られています。現在では販売を終了していますが、中古車は高めの価値を維持しているといえるでしょう。

レガシィを相場より高く売るコツ

スバル車のレガシィを高額で買い取ってもらうには、売却時期を見計らうだけでなく手段を選ぶことも大切です。「年式が古いから」と諦めず、魅力をアピールしながら高価買取につなげましょう。ここからは、中古車市場での買取相場より高い金額を出すために覚えておきたいコツを5つ紹介します。

とにかく早く売る

スバルは、日本車の中でもコアなファンが多いメーカーです。スバル特有の走行性やデザインにこだわって乗り続けるユーザーも見られるため、年式が古い中古車も高い値段がつくかもしれません。

10年以上所有した車でも相場以上の価格を期待できますが、可能な限り早い段階で査定してもらったほうが良いでしょう。ファンからの支持が厚いモデルでも、時間が経過するにつれ価値が下がりやすくなるためです。売却するかどうか迷っている方は、思いきって決断するのも有益な選択肢といえます。

純正パーツをアピールする

査定額を左右するのは車のコンディション・年式だけではありません。車に装備された純正パーツや付属品が多いほど、プラス査定につながる可能性も高まります。査定の際には買取業者にしっかりアピールしましょう。

プラス査定の要素になるのは、純正のカーナビやホイールなどが代表的な例です。購入後に取り外して保管している方は単体で提出しても問題ありません。メンテナンスを丁寧に行っていたことを証明するために、整備記録簿（メンテナンスノート）を渡すのもおすすめです。

愛車の強みを加味して売却先を選ぶ

売りたい車の特徴やメリットを考慮し、高く買い取ってもらえそうな業者を選びましょう。たとえば、4WDモデルであれば悪路にも柔軟に対応できます。雪の多い地域でも走行安全性が確保できるため、市場での需要も高くなるでしょう。

強みを生かせる地域が遠方の場合は、全国的に店舗を構える業者から選ぶのがおすすめです。業者が抱える顧客数も多いため、モデルの人気が高いほど高価買取が期待できます。取引のしやすさだけでなく車の強みを分析してみましょう。

下取りではなく買取を選ぶ

レガシィを少しでも高い金額で売るには、ディーラー下取りよりも中古車買取業者への売却がおすすめです。ディーラー下取りでは信頼感を得やすいメリットがあるものの、価格面で損をする可能性があります。下取りのほうが買取に比べて価格が下がりやすい傾向にあるためです。

古い年式のレガシィを売りたい方は、中古車オークションや海外など販路を複数持つ業者を探してみましょう。再販売先のルートが多岐にわたると、価値がないとされる車でも価値を見いだせる可能性があります。

一括査定を利用する

「インターネットでリサーチしても適切な相場かどうかわからない」と感じる方もいるでしょう。査定額はさまざまな要素に左右されるため、同じコンディションでも価格差が出るケースもあります。このような不安を解消して高価買取を実現するためには、一括査定サービスの活用がおすすめです。

ウェブサイトから複数の買取業者を選び、一度に査定申し込みができます。何度も情報を入力する必要がないため時間の節約にも効果的です。なるべく多くの業者に依頼し、査定額を比較した上で好みの店舗を選定しましょう。

まとめ

スバルのレガシィは、2020年2月20日現在でも多くのファンから人気を博しているモデルです。すでに販売を終了したシリーズでも高い市場価値が見込めるため、動向をチェックしながら満足な取引を実現しましょう。

「少しでも高い査定額を出してほしい」という方は、ウェブサイトから利用できる一括査定がおすすめです。出張査定を実施する業者も増えているため、店舗に足を運ぶ手間も省けるでしょう。査定依頼を予定している方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご活用ください。