ボルボ V90 2020年10月～モデルの買取相場・査定相場

ボルボ・カー・ジャパンは、ステーションワゴンの「V90」を2020年10月21日にマイナーチェンジ、同日より販売を開始した。今回の変更では、パワートレーンを一新。従来のディーゼルエンジンを搭載する「D4」、ガソリンエンジンの「T5」、「T6」に代わり、48Vマイルドハイブリッドを採用した「B5」、「B6」を設定した。ラインアップは「B5モメンタム」、「B6 AWDインスクリプション」、さらに専用の内外装やスポーツサスペンションなどを装備した「B6 AWD Rデザイン」の3グレード。搭載される2.0リッター4気筒直噴ターボエンジンは約90％のパーツが新設計となった「Drive-E（ドライブイー）」。「B5」は最高出力184kW（250ps）/最大トルク350Nm、電動スーパーチャージャーを備えた「B6」は220kW（300ps）/420Nmを発生し、一定条件を満たすことで2気筒走行も可能となる。48Vマイルドハイブリッドは回生ブレーキで発電した電力を蓄電、エンジンの始動や動力補助に用いられる。WLTCモード燃費は「B5」が12.4km/L、「B6」は11.4km/Lだ。内外装デザインも2017年のデビュー以来では初となるリニューアルが実施されている。エクステリアはフロントグリル、前後バンパー、アルミホイールの新デザインを採用し、リヤコンビランプがデザインの変更とともにウインカーがシーケンシャルタイプとなった。インテリアでは「CleanZone　アドバンスト・エア・クオリティ・システム（PM2.5センサー、車内自動換気機能付き）」を採用。車内の微粒子状物質を除去することでPM2.5粒子を最大95％車外排出することが可能となり、車内のエアクオリティを最適化する。さらに「ワイヤレス・スマートフォン・チャージ」が標準装備となったほか、オプションのB&Wプレミアムサウンド・オーディオシステムでは音場再現性を向上させるなどのアップグレードがなされている。安全性については180km/hに最高速度を制限したほか、運転免許を取得したばかりの人や高齢者などが運転する際、最高速度をより低く制限することのできる「ケア・キー」が導入されている。

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