フォルクスワーゲン 2003年02月～モデル（ニュービートル (ハッチバック) ）の買取・査定相場

ニュービートルは4代目ゴルフのプラットフォームをベースに、懐かしいフォルクス ワーゲン・タイプI（ビートル）をモチーフにしたボディを架装したクルマだ。1999年に導入された日本でも人気を博し、売れ行きも好調。エンジンは2リッターと1.8リッターターボの2種類。価格の割安感も人気の秘密だと思われる。ドライブしてみると、当然の話だが乗り味はゴルフそのもの。ただし、風景の見 え方は大きく違う。ボンネットは完全に視界から外れて車幅が把握しにくいし、円 弧を描くように前方に下降するフロントピラーは右折時の進行方向に向けた視界を 大きく遮る。実用的なデザインとはいい難いが、これを逆に捉えれば、ここまで割り切ったか ら遠方から見てもニュービートルだと認識できる個性的なデザインに仕上がったの だろう。このクルマのボディスタイルが好みで、しかも街中を試乗して運転に差し支えの ないことが確認できたなら、買う価値のあるクルマだと思われる。この種のデザインが個性的なクルマは概してリセールバリューも良く、その面においても買い得だ。また、2003年6月には「カブリオレ」も追加されている。