ポルシェ ボクスター 2015年06月~モデルの買取相場・査定相場

ポルシェ ボクスター
ポルシェジャパンは、オープン2シーターシリーズの頂点に立つ新型ボクスター・スパイダーの予約受注を2015年4月15日に開始した。 ニューヨークショーで発表された新型ボクスター・スパイダーは先代のスパイダーの独特の個性を継承するモデルで、マニュアル開閉式のクラシックなファブリック製ルーフや、マニュアルトランスミッションのみの設定など、従来のモデルと同じ設定とされている。 外観デザインは全体としてキープコンセプトながら、ポルシェの伝説的なスポーツカーやレーシングカーを思い起こさせる要素が盛り込まれている。長めのリアリッドには、デザイン上の特徴となる流線型の膨らみが2つ設けられた。ヘッドレストの後ろからリアエンドにかけて次第に小さくなっていくこの膨らみは、1960年代の718スパイダーを彷彿とさせるものだ。 一部手動となる軽量トップは実用性に富むうえにかつてのロードスターを思い出させ、リアに向かって伸びるフィンがこの車のシルエットを特徴的なものにしている。ボクスター・スパイダーのフロントエンドとリアエンドにはケイマンGT4と共通のパーツが採用されている。 インテリアはほかのボクスターに比べ、よりピュアなドライビングプレジャーを味わえるような雰囲気が演出されている。ドライバーと助手席の乗員は軽量なスポーツバケットシートに着座し、直径360mmの新しいステアリングホイールによってミッドシップモデルの精確さや俊敏さを発揮させることになる。 搭載エンジンはポルシェならではの水平対向6気筒3.8リッターで、276kW(375ps)/420N・mのパワー&トルクを発生する。6速MTとの組み合わせによって0-100km/h加速タイムはわずか4.5秒で、最高速度は290km/hに達するという。燃料消費量(NEDC)は複合で100km走行あたり9.9リッターにとどまるとされている。 ボクスター・スパイダーではスポーツカー特有の伝統的なドライビング体験と現代的なパフォーマンスを同時に堪能できるような仕様が設定され、パワートレーンのほかにも車高を20mm低く抑えた硬めのスポーツサスペンションや911カレラにも採用されているブレーキが使われ、よりダイレクトな操縦性を発揮するステアリングなどが採用された。 同年6月25日にはボクスターをベースに、内外装をブラックにし、自動防眩ミラーやレインセンサー、クルーズコントロール、スポーツデザインステアリングホイールなどを装備した特別仕様車「ブラックエディション」の受注を開始した。
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※1 2019年4月時点 当社調べ