光岡 2008年11月～モデル（ガリュー2-04 ）の買取・査定相場

光岡自動車はオリジナルのゼロワンや大蛇を生産、販売すると同時に、大手自動車メーカーの市販車をベースにクラシカルな外観を与えた"着せ替え"車を販売しているが、2008年2月に新たに発売されたのが我流2-04(ガリュー2-04)。従来ガリューと呼ぶモデルは日産のフーガやフォードのマスタングをベースに作られていたが、今回は初めてトヨタ車がベース車に選ばれ、カローラ・アクシスにクラシカルな外観デザインを与えたモデルとして作られた。資源・環境の時代を反映して軽くて燃費の良い小型車が好まれる傾向にあること、また光岡の"着せ替え"車の中心的なユーザーが60代と年齢層が高いため、取り回しのしやすいクルマを求める傾向が強いことなどがカローラ・アクシスをベースにした理由だという。外観デザインは前後ピラーとそれを結ぶルーフラインはカローラ・アクシスのものだが、前後のデザインについては大きく変更され、フロントにはクラシカルな丸型ヘッドランプと大型のグリルを装着したほか、リヤにはキャデラックを思わせるような縦長のテールランプを採用した。搭載エンジンは直列4気筒の1.5リッターと1.8リッターで、駆動方式はFFと4WDがあるなど、基本メカニズムについてはカローラ・アクシスと全く共通。快適装備や安全装備の設定なども基本的にベース車に準ずるものとされている。2008年11月にはベース車のマイナーチェンジに合わせて装備や仕様の見直しが行われた。