メルセデス・ベンツ 2010年11月～モデル（Rクラス ）の買取・査定相場

3列シートのミニバンとSUVをクロスオーバーさせた新カテゴリーのクルマとして開発されたメルセデス・ベンツ Rクラスは、2006年3月に日本市場に投入された。全長4930mm、全幅1920mmの大柄なボディを持つ。外観デザインは流麗なサイドビューを持つダイナミックなフォルムが特徴。ゆったりした広さが確保されたインテリアは3列シートの7人乗り。本革シートやウォールナットの木目パネル（一部オプション）が採用され、ラグジュアリーな雰囲気にあふれている。2・3列目のシートは簡単に折り畳め、シートを倒すとフラットで大容量のスペースが生まれる。搭載エンジンはV型6気筒3.5リッター自然吸気DOHCで、7速ATの7Gトロニックと組み合わされる。ATレバーは廃止されてステアリングコラム右側の電子スイッチによってギア位置（P/R/N/D）を選ぶ仕組み。全車とも電子制御4WDの4MATICとなる。プロセーフと呼ぶメルセデス・ベンツ最新の安全思想が取り入れられている。2006年11月には改良が加えられ、安全装備をさらに充実させた。2007年2月から一時、AMGモデルの「R63 AMG」が設定されたが、現在は廃止されている。2007年10月には前後のデザインを変更するとともに、室内は2列目シートを3人掛けのベンチシートに変更し、搭載エンジンの変更で「R500」を「R550」に変更するなどの改良を行った。2009年5月には内外装に手を加えるとともに、快適装備や安全装備の充実化を図った。2010年11月の改良で、内外装のデザインを大きく変更したほか、バリエーションの整理を行った。