メルセデス・ベンツ 2008年01月～モデル（Cクラス ）の買取・査定相場

Cクラスはメルセデス・ベンツの中核モデルで、2007年6月に発売されたのは190から数えて4代目に当たる。快適性をベースに俊敏性を新しい魅力とするクルマとして作られた。外観はアバンギャルド系とエレガンス系とでフロントデザインに明確な違いが設けられた。タイヤサイズなどシャシー系にも違いがある。搭載エンジンは4機種で、C200系には直列4気筒1.8リッターのDOHC＋スーパーチャージャー仕様のエンジンが搭載され、C250系にはV型6気筒2.5リッター、C300にはV型6気筒3.0リッター、C63 AMGにはV型8気筒6.3リッターの自然吸気DOHCエンジンが搭載される。5速または7速の電子制御ATが組み合わされる。駆動方式はFRのみ。安全性の高さは大きな特徴で、Sクラスから導入が始まったプロセーフと呼ぶ統合的な安全思想が取り入れられた。快適性や品質の高さもメルセデス・ベンツの本来の価値となる部分で、木目パネルや本革シートなどの自然素材が使われている。HDDカーナビを含んだマルチディスプレイが標準となり、コマンドコントローラーで操作する。2007年10月には336kWを発生するV型8気筒6.3リッターエンジンを搭載したC63 AMGが追加され、2008年4月にはベースモデルのC200やステーションワゴンが追加された。バックドアを立たせたデザインのワゴンは、積載性や実用性の高いモデルに仕上げられた。2008年7月には仕様の一部を変更するとともに、安全装備を中心に装備の充実化が図られた。