レクサス 2013年08月～モデル（IS ）の買取・査定相場

レクサスは中型セダンのISをフルモデルチェンジし、新たにハイブリッド車を追加して2013年5月16日に発売した。新型ISは「真の“走る楽しさ”の体現」を開発のキーワードとし、「気持ちよい走り」と「スポーティなデザイン」を追求したモデルで、これまでレクサス車の中で唯一ハイブリッド車がなかったISにも新たにIS300hとしてハイブリッド車が設定された。ボディサイズはやや大きくなって全幅が1810mmにまで達したが、これによって室内空間が拡大し、ラゲッジスペースの容量も大きくなっている。外観デザインはレクサスのスピンドルグリルを採用し、シャープな切れ味を感じさせるデザインに仕上げている。搭載エンジンはガソリン車が従来と同じでV型6気筒2.5リッターと3.5リッターの2機種。このうち3.5リッターエンジンには電子制御8速ATが組み合わされた。新たに加わったハイブリッド車は直列4気筒2.5リッターエンジンに電気モーターを組み合わせたもの。先に発売されたクラウンに搭載されたのと同じハイブリッドシステムで、23.2km/Lの低燃費を実現した。基本プラットホームはGSと共通のもので、最上級グレードとなるIS350“Fスポーツ”にはLDH(レクサスダイナミックハンドリングシステム)も採用される。スポーティバージョンの“Fスポーツ”はほかのグレードにも設定され、走り志向の味付けがなされた足回りや専用のスポーツシートなどが採用される。安全装備は横滑り防止装置についてはVSCを進化させたVDIMが全車に採用され、追突軽減ブレーキについては比較的シンプルなミリ波レーダー方式を採用している。SRSエアバッグは全車にニーエアバッグを標準装備し、主要グレードにはサイドエアバッグも標準となる。グレード構成は、IS250、IS350、IS300hを基本に、それぞれにバージョンLと“Fスポーツ”が設定されている。さらにIS250には全グレードにAWD車も設定されている。IS350とIS300hはFRの2WD車だけの設定だ。同年8月22日にはIS350CとIS250Cに、ナビゲーションと連動して、画像や音声で前方の障害物や合流支援などの情報を受け取るITSスポット対応DSRCユニットを全車に標準装備した。また、「Fスポーツ」には、専用インテリアカラーとしてダークローズを新設定し全2色から選べるようにしたほか、オーナメントパネル色にミディアムシルバーを新たに採用した。