ケータハムセブン160 2014年04月～モデルの買取相場・査定相場

ケータハムカーズは、日本市場に向けて開発したエントリーモデルのセブン160を2014年4月1日から販売した。これは2013年12月に限定的に発売したセブン130のエンジン性能を向上させるなどしたものだ。セブン160はケーターハムの伝統的なスポーツカーであるセブンをベースに、スズキ製の直列3気筒660ccエンジンを搭載し、全長や全幅を日本の軽自動車規格内に収めたモデル。全幅は細めのタイヤを採用すると同時にリヤフェンダー部分を切り詰めて規格内に収め、全長やリヤのスペアタイヤを省略することで軽自動車規格に適合させている。ちなみに装着されるタイヤのサイズは標準仕様車で155/65R14だ。基本部分はあくまでもセブンであり、ライブアクセルリアサスペンションを採用することなどは、コーリン・チャップェマンの時代の初期のセブンのパイオニア精神を今の時代に具現化したものともいえ、軽自動車に新水準のドライビングの楽しさを提供するものとなる。搭載されるスズキ製の660ccエンジンは、外国車であるため日本の自主規制の制約を受けず、58.8kw(80ps)/5500rpm 、107N・m/3400rpmのパワー＆トルクを発生する。車両重量がわずか490kgしかないため、パワーウエイトレシオは163ps/tとなり、5速mtとの組み合わせによって0-100km/h加速は6.9秒、最高速は160km/hに達するという。サスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪がマルチリンク式のライブアクセルで、ブレーキは前輪がディスク、後輪がドラムになる。ABSやSRSエアバッグなどの安全装備は装備されていない。セブン160は、ケーターハムの伝統的なハンドリングを継承したモデルであると同時に、最も低価格で、最も燃費性能に優れたモデルとされている。 2015年9月1日には価格改定を行った。

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