キャデラック CTS スポーツワゴン 2012年01月～モデルの買取相場・査定相場

キャデラックはアメリカの代表的なラグジュアリーブランドで、CTSシリーズはそのエントリーモデルに位置付けられる。CTSは2003年からの初代モデルではセダンだけの設定だったが、2007年10月からの2代目モデルは当初はセダンだけでスタートした後、2010年1月にはスポーツワゴンを、2010年8月にはクーペを発表してバリエーションの拡充を図っている。スポーツワゴンはセダンボディをベースに後部にラゲッジスペースを設けたもので、セダンとワゴンの全長は同じ数値とされている。アート＆サイエンスをコンセプトとするシャープなデザインを採用するのはセダンやクーペと共通だ。搭載エンジンはV型6気筒の3.0リッターと3.6リッターで、スポーツワゴンがデビューしたときにスポーツセダンの2.8リッターエンジンも3.0リッターに変更されている。セダンやクーペに搭載されるV型8気筒6.2リッターエンジンはスポーツワゴンには搭載されていない。2012年1月の改良では、フロント回りのデザインが変更され、縦方向のリブを際立たせた新デザインのフロントグリルや、より立体的になったキャデラックのエンブレムによって、一段と精悍なイメージを与えるものになった。同時に搭載される3.6リッターエンジンのヘッド回りを改良して軽量化を図った上で、動力性能を229kW(311ps)/374Nmから237kW(322ps)/373Nmへと向上させた。最大トルクはわずかに下がったが、発生する回転数が5200rpmから4900rpmへと下がってより扱いやすさを増す改良が加えられた。V型6気筒3.0リッターエンジンは201kW(273ps)/302Nmの実力で、従来と変わらない。

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