ボルボ 2011年10月～モデル（V70 ）の買取・査定相場

ボルボといえばエステートというほどの定評を作ったのがV70エステート。ラインナップの中核を成すモデルで、2007年10月に7年振りのフルモデルチェンジを受けた。基本プラットフォームをS80と共用することで、格上のラグジュアリーかつスポーティなクルマ作りがなされた。外観もひと目でボルボV70と分かると同時に質感の高いものとした。サイズの拡大によって広くなったインテリアは、独特のフローティングセンタースタック、モダンスカンジナビアデザインを具現化した。ラゲッジスペースも広く使い勝手の良いものになった。当初のエンジンは直列6気筒3.0リッターと直列5気筒2.5リッターの2機種。中心は3.0リッターで2.5リッターDOHCはライトプレッシャーターボのみとなる。全車に電子制御6速ATのギアトロニックが採用され、2.5リッターはFF、3.0リッターはAWDとなる。独自の安全思想に基づく数々の先進的な安全装備が用意されるのもボルボならでは。2段階調整式のインテグレーテッド・チャイルドクッションもある。2009年1月には全車に本革シートを標準装備するなど、装備の充実化を図った。2009年7月からの10年モデルでは、ラインナップを整理して内外装のデザインに手を加えたほか、安全装備を充実化した。2010年7月からの11年モデルでは、直列6気筒ターボの動力性能を向上させ、Rデザインに搭載したほか、装備を充実化した。2011年2月にはS60の登場に合わせて2.5リッターを廃止して1.6リッターと2.0リッターの直噴ターボを搭載したほか、安全装備のヒューマンセーフティを標準またはオプションで設定した。2011年10月には低速衝突を回避するシティセーフティを全車に標準装備するとともに、インパネデザインを一新してカーナビをビルトインした。ほかにも車内自動換気システムの採用や1.6リッターエンジンの燃費向上などが図られた。